デザインが決まったところで、いよいよトンテンカンの始まりです。
途中まで
鋼材を色が変わるまで炉で熱し、やわらかくなったところで取り出して叩く!
汗だくになっても関係ありません。叩く叩く!
トンテンカン
しかし、何も考えず叩いていてはどんどんどんどん鋼材は薄くなっていってしまいます。
鋼材の厚みが一定になるように気をつけつつ、
さらにはデザインに少しでも形が近付くように叩かねばなりません。
町田先生のお手本を見る限り、
いとも簡単にできてしまうように思いましたが
実際自分でやってみると、鋼材は思いとは逆に平らになるどころかどんどん曲がり始め、
「もしや俺はホカホカのカールを作ってるんじゃないか」とカールおじさんの笑顔が頭にチラつく始末。カールおじさん
まーでも先生のナイスフォローもあり、何とか形にすることができました!
(むしろ先生が形にしてくれたとかしないとか・・・)
ここから外形の削りだしです。
ベルトグラインダーを使って外形を出していきます。
外形削り出し
いやあ、
鍛造して鋼材を叩いているとき、ナイフを削っているときは
本当に何も考えてなくて無心でひとつのことに取り組むことができます。
スポーツに似た境地です。
なんとも面白いぜ、ナイフづくり。
では、つづきます。
ありがとうございました。

3 thoughts on “鍛造ナイフをつくる②

  1. ものずき より:

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    素材のドリリングは何のため??

  2. ナイフ小僧 より:

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    ドリルの穴は、あれがあることによって、
    フラットで削り出した時に波紋が出るのです!
    たしか!

  3. ものずき より:

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    あ、なるほどねぇ~
    素材は積層鋼なのね。

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