2010東京フォールディングナイフショーに行ってきました。


ナイフ小僧のブログ-東京フォールディングナイフショー
2月20日に開催された「東京フォールディングナイフショー」にお邪魔してきました。
このショーは読んで字のごとく、フォールディングナイフばかりが集まったナイフショーです。
どのナイフも精巧な作りで作られ、日本のフォールディングナイフのレベルの高さが窺い知れます。
そんな東京フォールディングナイフショーをレポートです。

各テーブルの作品紹介

さすが実力派の揃う東京フォールディングナイフショーです。名作がズラリ。
大原 吉博氏(コレクター出展)
さすがのコレクションが並んでいました。
ナイフ小僧のブログ-大原さん
独特の世界感を創造する黒沢次男氏。このカニなんて、見てたらお腹減るレベルです。
ナイフ小僧のブログ-黒沢さん
瀬戸 嘉則氏。 普段はファクトリーナイフのサンプル品などを作っている本物の職人さんです。
ナイフ小僧のブログ-瀬戸さん
言わずと知れた川村龍市氏の作品は気品があります。
ナイフ小僧のブログ-川村さん
鈴木義男氏。素晴らしい作品です。
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小嶋義昌氏。
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松崎猛氏のバレルナイフ。文句なくカッコよかったです。
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永岡 孝氏。品質が高いがリーズナブルな価格で出品されていました。
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アメリカでも活躍中の戸崎 茂氏。
このナイフはあの有名なトニー・ボーズにデザインをもらったモノだそうです。すごい!
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前号のナイフマガジンの表紙を飾った山本徹氏。
このショーに合わせて新作を作ってきたそうです。気迫のこもった素晴らしいナイフばかりでした。
ナイフ小僧のブログ
ベテラン、浜田智成氏は流石の一言。
ナイフ小僧のブログ-浜田智成
アメリカでミニチュアナイフ賞を取りまくっている坂内好夫氏のテーブルにはやはりミニチュアが。
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石黒裕二氏。溜息が出てしまうほど精巧な作りです。
ナイフ小僧のブログ
下手くそな写真なので、あまり魅力を伝えきることができないんですが、本当に素晴らしいショーでした。
会場はそれほど広くないのでパーっと見るとすぐに終わってしまうんですが、
どのテーブルにも魅力的で芸術的なナイフばかりがあって、見ているだけであっという間に時間が過ぎて言ってしまいます。
フォールディングナイフは装飾が綺麗なものも多いし、まるで触れる絵画を見に行った、そんな感じのショーでした。
ありがとうございました。


スウィンガータイプの袋シースを作る


ヒルトレスナイフの袋シースを作ります!
ヒルトがないタイプのナイフは引っ掛かる場所が無いので、袋シースにします。
では、早速袋シース(今回はスウィンガータイプ)の作り方をご紹介します。

1. 型を切り出す

今回はマトリックスアイダで売っている袋シース用の型を使用します。
ただ、今回作ったナイフには少し大きすぎるのでちょっと加工します。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
中心がずれないようにしてこんな感じにすることにしました。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
型通りに慎重に切り出して、コバをコバ削りナイフで綺麗にします。
ナイフ小僧のブログ-袋シース

2. ナスカン部分を仕上げる

次にナスカン部分を仕上げます。
皮を折り曲げて、位置決めをしてハンマーで叩いてしまいます。曲がらないように注意します。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
次にこれをダイヤボンド#800でくっつけます。
その前に皮の銀面をはがしてくっつきやすくします。

ナイフ小僧のブログ-袋シース
↓こんな風にして両側にダイヤボンドを塗ってくっつけます。(この時ナスカン通し忘れると悲劇)
ナイフ小僧のブログ-袋シース
くっついたら菱針で穴をあけ、縫ってしまいます。

3. ウエットフォーム

ここまで来たら下準備は完了。
つづいてウエットフォームをします。皮を濡らしてヘニャヘニャにしてナイフを挟みこみます。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
ナイフを挟んだら、皮をしごき倒してナイフの形ぴったりにします。
これを甘くするとスカスカのシースになってしまうので、これでもかッっというつもりでしごいてください。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
うりゃ!!
裏側が終わったら次は正面。これはバイスで挟みます。この時も寸分のナイフとシースにスキマも与えてはいけません。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
こんな感じになりました。
ナイフ小僧のブログ-袋シース

4. いらない部分を切り落とす

続いては接着剤で縫う部分をくっつけます。
このとき、ナイフギリギリのところに接着剤を塗るようにします。(写真の赤部分)
縁がきちんとくっついていないと、縫うときの穴がまっすぐに開かず苦労します。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
接着剤を塗ったら、このように際をしっかりとくっつけます。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
次にいらない部分を切り落とします。
スプリングコンパスを使って切り取ってしまう部分に印をつけていきます。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
ケガキに合わせていらない部分を切り落としました。ちょっと上の部分が危なかったですね…
ナイフ小僧のブログ-袋シース

5. 縫う

パンチャーや菱針で出来るだけナイフに近いところに印の穴を開け、千枚通しで穴を貫通させます。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
穴が開いたらいよいよ縫い合わせます。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
上手に縫えました!

6. 仕上げ

まず先端部分のいらない部分を切り落とします。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
上部も同様。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
コバをコバ削りで整形します。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
コバをなめして表面を綺麗にします。
ナイフ小僧のブログ-袋シース
最後にシース表面にニートフットオイルを、コバにエッジワックス(やエッジコート)を塗り、乾燥させたら完成です!
ナイフ小僧のブログ-袋シース
こんな感じで、ナイフのイメージにぴったりのカッコいいシースが完成しました!
結構簡単でしょ?あなたも是非袋シース作りに挑戦してみてくださいね!!
ありがとうございました。