今回は銀座ナイフショウの特徴でもある、「なんでもあり!」の作家さんたちの作品をご紹介します。
ナイフショーにナイフ以外のものが並ぶのは賛否両論あるかと思いますが、
来場者にはナイフ鑑賞の箸休め的な意味合いもあるし、ナイフに興味なかった人が来る機会にもなるし、
カスタムナイフ自体が金属、木工、革、彫刻を使った総合作品でもあるので、作家さんたちにとってもいい情報交換の場になったりするわけで、僕としては銀座ナイフショウのスタンスはとても面白いと思っています。
徐々にジュエリー作家やレザークラフト作家さんが増え、今回は4テーブル(6名)の作家さんが参加していました。プロもいれば学生さんもいて、バラエティに富んだ顔ぶれでした。
それでは、作品の写真を公開していきます。

作品紹介(ジュエリー&革作家さん)

福井 崇博さん
福井さんは厳密に言うと元・ナイフメーカーな訳で、ナイフ作りもとても上手です。
しかし、今はナイフを作る場所がないので、その創作意欲を革に注入している創作意欲の怪獣です。
手縫いにこだわった革カバンを展示していました。
しっかりした作りと、A4サイズがしっかり入るカバンはおしゃれなだけでなく、とても実用的です。
ナイフ小僧のブログ-福井 崇博
また、本業を生かしたタングステンカーバイトのアクセサリーも販売しています。
全く傷がつかないと言っていいほど硬い金属を綺麗に加工するのは高度な技術と高価な機械が必要なのです。
シンプルなデザインがいいですね。
ナイフ小僧のブログ-福井 崇博

里 峰敏さん

里さんはジュエリーの専門学校の現役学生さんとのこと。ご友人とテーブルをシェアしての初参加でした。
テーブルには丁寧な作りのシルバーアクセサリーが並んでいました。
本人はナイフ作りにも興味があるとのことで、いつかはナイフも一緒に展示される日が来るかもしれません。
曰く、「今回のショー参加はにとても刺激になり、次回も参加したい」とのこと。次回作が楽しみですね!
ナイフ小僧のブログ-里 峰敏
こちらは、里さんとテーブルをシェアしたご友人の作品。
ご友人はなんと韓国からの留学生だそうです。だんだん銀座ナイフショウもワールドワイドになってきましたね!
ものすごい存在感のシルバーアクセサリーです。
ナイフ小僧のブログ-里 峰敏(友人)
Yamamuraさん & Kanazawaさん
Yamamuraさんは、何度か銀座ナイフショウに参加されているレザークラフト作家さんです。
おそろしいほど作りこまれたカービングの作品が、男ゴコロをくすぐります。
ナイフシースのコラボレーション作品もナイフショーならではですね。
シースの作り方など、レザークラフト作家さんに直接聞けるのはとても参考になります。ほんとに。
ナイフ小僧のブログ-Yamamura
Kanazawaさんは、作りこまれた芸術品のような作品を展示していました。
こういうおしゃれな雰囲気のものを自作できるってのは、生まれ持ったセンスなんでしょうね・・・
プレゼントなんかにいいかも。

ナイフ小僧のブログ-Kanazawa

ジュエリー作家MIYOSHI。さん
いや、恐れ入りました。プロ中のプロが参加していました。
参加するとこ間違っているんじゃないか、と言わざるをえないクオリティのジュエリーたち。
作品ひとつひとつが各々の世界観やメッセージを持ち、放っている。そんな衝撃を受けました。

ナイフ小僧のブログ-ジュエリー作家MIYOSHI

MIYOSHI。さんのブログはこちら→http://lavitadiangelo.hamazo.tv/
以上です!
様々な作家さんたちとの交流が生まれるナイフショーは、これからも進化していってくれるはずです。
これを見て、出展に興味を持ったあなた!
銀座ナイフショウは随時出展者募集中のようです。次回は7月10日。
是非ともご参加下さい。
ありがとうございました。

2 thoughts on “銀座ナイフショウ レポート(ジュエリー&革作家さん編)2011 2月

  1. ものずき より:

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    PASS:
    2月と7月のショーはJKGやJKCMのショーと違った雰囲気がありますね。
    ナイフ以外の作品展示も、面白くていいと思います。
    異分野の作家さんとの話てみると、なかなか興味深くて楽しいですよね。

  2. ナイフ小僧 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ものずきさん
    おっしゃるとおりですね!
    あくまでメインはナイフで、異文化交流が進めばさらなる進化がありそうですね。

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