JKGナイフショーでは第27回ナイフコンテストの授賞式も同時に行われました。
今回はその受賞作をご紹介します。

優秀シースナイフ賞

作品名:「不動」
井原行生さんの作品です。
2年連続で優秀シースナイフ賞を獲得されました。
ブレードはV金10号積層材で、ハンドルはエゾジカです。
ナイフ小僧のブログ-不動

優秀フォールディングナイフ賞


作品名:「フォールディングナイフ」

永田征雄さんの作品です。
厚みの違う白蝶貝と黒蝶貝を隙間なく合わせたハンドルが凄かったです。
ナイフ小僧のブログ-フォールディングナイフ

アートナイフ賞


作品名:「Watatumi (わたつみ・海の神霊)」

北林竹二さんの作品です。
ブレードは石製で瑪瑙(めのう)、ボルスターは虎目石を使用、ハンドル材はカリン、ローズウッドなどを使用してレザーワッシャーのようにしてあります。
ナイフ小僧のブログ-わたつみ

デザイン・アイデア賞


作品名:「春の宴 デスクナイフ」

藤田守さんの作品です。
シープホーンのハンドル材を透けるまで研磨して、ハンドル内部にひょうたん形が見えるようになっています。
使うと内部の3個のひょうたんが動くそうです。
ナイフ小僧のブログ-藤田守

鈴木眞メモリアル賞


作品名: なし

渡辺隆之さんの作品。
マンモスを使った小型のナイフです。
ヒルトがNS、SUS、真鍮の3つの素材からできています。トータル的に綺麗にまとまった作品。
ナイフ小僧のブログ-なし

藤本保広メモリアル賞


作品名:「ロック付 両開きフォールディングナイフ」

宮前敏行さんの作品。
グラインダーなどは使わず、ヤスリと砥石、サンドペーパーを主に使って作っているとのこと。
ナイフ小僧のブログ-両開きフォールディングナイフ

奨励賞


作品名:「オリエンタルハンター」

星山文隆さんの作品。
ナイフだけでなく、竹のハンドル作りとイングレーヴ(彫刻)もすべて自作。
ナイフ小僧のブログ-オリエンタルハンター
以上が受賞作です。
今回も残念ながら大賞に輝くナイフはなかったのですが、ここに載せていない応募作もどれも力作ぞろいでした。JKG会員以外の方の受賞も多く、まだまだ日本のカスタムナイフ界には逸材が埋もれているなという印象でした。
今回は間に合わなかったり、ナイフコンテストの存在を知らなかった方も、来年も9月にコンテスト作品を募集すると思いますので、どうぞ次回はご参加下さい!

2 thoughts on “JKG ナイフコンテスト結果 2011

  1. TAKEZ より:

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    精霊石の箱庭 北林です。
    今回アートナイフ賞をいただいた「Watatumi」を掲載いただきありがとうございます。
    賞をいただいたことに慢心せずに、来年のコンテストに自信を持って応募できるものを作れるよう、後ろを振りかえつつも前に進んで行こうと思います。

  2. ナイフ小僧 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >TAKEZさん
    こちらこそ、いつもありがとうございます。
    今後の活躍を心から期待しております!

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