前回のつづき
山本徹さん
お客さんの「宝物」を作りたいという想いでナイフを作り続ける山本さん。
今回新作として制作したのはなんと20年前にデザインしたものだそうです。
過去のスケッチブックを眺めていたところ、作りたいという気持ちが沸き上がってきたそうです。
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こんな変わり種もありました。
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重野守さん
アメリカでの販売がメインとなりつつある重野さんは厳選した3本のナイフを展示していました。
その中でもっとも反響があったのはこのニューヨークスペシャルだったそうです。
ハンドル材はカーボンファイバー。重野さんの特徴である美しすぎる鏡面仕上げとマッチして、シャープな印象を与える作品でした。
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町田一止さん
今回、ショーにおいて法人部会賞を獲得した町田さん。
カスタムナイフもさることながら、ノスタルジックな肥後守も制作されていました。
ただし、そこはマンモスやアバロンを使って他とは一味違う作品に仕上がっています。
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五十嵐盛人さん
ラブレススタイル、タクティカルナイフ、フォールディングなんでも作りたいと思ったものを形にしてしまう五十嵐さんのテーブルは、まるで1テーブルでひとつのナイフショーになっているような印象です。

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尾崎始さん
今回初参加の尾崎さん。四国のナイフメーカーです。
洗練されたグラインドテクニック、個性的なデザインセンスを持った実力派です。
パートタイムメーカーゆえに製作時間のなさが苦しいと言っていましたが、ぜひともこれからも毎年出展して欲しいメーカーの一人です。

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浜田智成さん

フォールディングの名手ですが、なんとハサミも作ってしまう浜田さん。
恐るべき技術力です…
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また、ナイフショーで直接ナイフメーカーと会える機会は、このようなセール品をゲットできるチャンスでもあります。犬も歩けば棒に当たるというわけですね。
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金杉信一さん
ワイヤーダマスカスを使ったこの金杉さんのボウイナイフは、鹿角の使い方も秀逸で、存在感ある逸品でした。
今年からJKGナイフショーでは「テーブルに展示されたナイフ総数の20%まで包丁を並べても良い」というルールが制定され、金杉さんも自分で打った包丁を展示されていました。
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大垣宗義さん

大垣さんはこだわりのハンドル形状をしたファイターを展示されていました。
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山本宣弘さん
山本さんのテーブルには、一際目を引くハンドル材をつけたナイフが数多く展示されていました。
この赤いサボテンの存在感といったら!
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成恒正人さん
高品質なラブレススタイルを作る成恒さん。
すごくかっこよかったのがシュートナイフです。
マンモスの歯とスタッグの2種類の作品を展示していました。
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篠崎暁生さん

今年で2回目の篠崎さん。
フルタイムメーカーとなり、全国のナイフショーに積極的に参加されています。
ナイフ作りで寝る間もないんだとか!
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宮野一郎さん
高級な素材をきちんとデザインに融合させて活かす。
そういった難しいことを簡単に成し遂げてしまうのがプロフェッショナルなのかもしれません。
宮野さんのナイフはひと目で宮野さんの作品と分かる、そんな独特な高級感を漂わせています。
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浅井正美さん
鍛造部会の浅井さん。
ダマスカスを使ったナイフを多数展示していました。
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武藤美彦さん
さきほどの宮野さん同様、アートの領域でナイフを作るメーカーは希少です。
武藤さんはいつもハイクオリティなアートナイフで僕らを楽しませてくれます。
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坂内好夫さん

もはやミニチュアナイフで確固たる地位を築いた坂内さん。
その繊細な作品にはいつも驚かされます。
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根本朋之さん
ミラー仕上げやヘアライン仕上げのラブレススタイルが多く展示されるJKGナイフショーにおいて異彩を放っていたのは根本さんのテーブル。
スタイルの好みは分かれるところですが、その加工精度、デザインセンスはさすがでした。
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河合哲彦さん
大型のフォールディングナイフを作っている河合さん。
本業が忙しくなかなか製作時間を確保できないとは本人の弁ですが、数多くの力作を展示されていました。
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山﨑英雄さん
山崎さんは本格的な新作はショーには持ってこず、その場でオーダーを受けるというシステムでナイフショーを活用しています。
ボルトをスタッグの模様に合わせて削るこだわりのスタイルが面白いですね。
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つづく。

2012JKGナイフショーレビュー その1

2 thoughts on “JKGナイフショー2012レビュー その2

  1. SECRET: 0
    PASS:
    ニューヨークスペシャルが合法扱いなら、ダガーナイフ規制緩和要求すべき。とんだザル法ですね~~~~

  2. ナイフ小僧 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >スケキヨ/青沼静馬さん
    本当にその通りだと思います。
    つまらない法律を作ってしまったものです。。

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