先日、ひょんなことからお客様にうちのナイフを預けて、彫刻をしてもらうことになりました。

こんなナイフになった

預けること2週間。あまりの変わりように「おおー、すごい!」と思わず声をあげました。
ふつうのハンティングナイフだったものが、まるで高級品のようになっていたからです。
今回は、ヒルトとボルトの全面に彫刻を入れてもらっています。
koike

ヒルトには唐草模様がびっしり。
koike hilt

今回は、練習を兼ねて彫っているので、ボルトはすべて違うデザインで彫られています。
koike bolt
koike bolt2

彫ってくれたのはこの人

今回、うちのナイフに彫刻してくれたのは、小池憲男さん。
ヒルトの裏側に、「N.KOIKE」と銘が彫られています。
銘 koike

小池さんは、2012年7月の銀座ブレードショーに参加するまでは普通のパートタイムメーカーでした。
作りたいと思ったナイフをひと通りやりきって、ナイフショーにも出展。
ナイフメーカーとして、自分の中でひと区切りついたとき、以前から興味のあった彫刻に挑戦することを決意したそうです。
約半年前の2012年10月頃に彫って見せてくれたのが、これ。

今回ナイフに彫られたものとはもはや別人のものですね。
彫刻歴1年弱。たったそれだけの期間で、ここまでくるのは、すごい。

今、小池さんが抱えている問題はキャンバスが足りないこと。
彫るナイフがのどから手が出るほど欲しいそうです。
もし、自分のナイフにも彫刻を入れてみたいな、なんて思ったら、マトリックス・アイダまでご連絡くださいね。





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