最近になって急にアウトドアに目覚めた友達と一緒にバーベキューをやりました。
その友達からのリクエストで、僕の自作ナイフを持っていくことになりました。

持って行ったナイフ

持って行ったのはこの2″ハンドスケルペル。
鋼材はATS-34、ハンドルはグリーンキャンバスマイカルタです。
普段からお店で、ダンボールの開梱とか、なにかと愛用しているものです。
前日に砥石でタッチアップして行きました。
bbqで使ったナイフ
使用後の写真でちょっと汚れてましたw

当たり前のハードル

今回のBBQですごく興味深かったのが、友達の反応。

友「おー出た!自作ナイフ!」
俺「へへへ、まーね!」
友「切れる!これ切れるじゃん!かっけー!」
俺「・・・・お、おう」

なんかアホみたいな会話w
ただこれで気付かされたのが、いつの間にか僕のナイフに対する「当たり前のハードル」が上がっていたんだなということ。

僕はいつしか、刃物が好きな人や詳しい人とばかり話しをしているうちに、ナイフの出来ばえや素材にばかりに目がいくようになっていたようです。
いつの間にやら「刃物が切れることで感動する」みたいな純粋な心を失っていました。

原点回帰

はからずも、今回の友人との一件でナイフに対する気持ちが原点回帰しました。
そこで思い出したのは、自作ナイフの”楽しさ”と”嬉しさ”。

自分で作ったもので、新しいものが生まれる楽しさ
作ったナイフで料理をする、それは自分で作った道具が新しいモノをこの世に生み出しているわけです。こんなすごい趣味、他にはなかなかありません。
自作で道具を作ることの醍醐味は、ここにあるのかもしれません。

自分で作ったものを、人に褒めてもらえる嬉しさ
単純だけど、自分で作ったものを褒めてもらったり、認めてもらうことは何より嬉しい事です。
自作したナイフを見て「カッコいい」と言ってもらえた時の嬉しさは、なにものにも代えがたいものです。

ぜひ、あなたも自作したナイフが手元にあるならバーベキューやキャンプのお供に持って行ってみてください。
少年の時のような、ワクワク感を思い出すことが出来ます!

そして、これまでナイフを作ったことがない方へ。
もし自作ナイフを作ってみたいと少しでも思ってこのブログに辿り着いたのなら、ナイフ作りにチャレンジしてみることを是非おすすめします。
上手い下手なんてどうでもいいんです。鋼材を薄くすればモノなんて切れるんです。
ただ、自作したナイフでモノが切れた時、あなたが今想像しているよりちょっぴり多めに感動できるはずですよ。

 
 
 

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