第35回JKGナイフショーレビュー vol.5


前回からの続きです。

永田征雄さん(Masao Nagata)

優雅で美しいオリジナルデザインのナイフを作る永田さん。昨年JKGナイフショーにデビューしたばかりですが、素晴らしい素材をデザインを上手く融合していらっしゃいました。

永田征雄

永田征雄

永田征雄

 
 

川村龍市さん(Ryuichi Kawamura)

ため息が出るほど精巧な作りの川村龍市さんのフォールディング。
今回も素晴らしい出来栄えのものばかりが並んでいました。
川村龍市

これはインディゴブルーに染めたスタッグ。ゴジラっぽい!
川村龍市

Schatt & MorganのGun Stock Jackというモデルのバックロックを撃鉄風にカスタムしたナイフ。めちゃくちゃかっこよかった!
川村龍市

 
 

奈良定守さん(Mamoru Narasada)

アイアンウッドを使用した、5インチ ドロップハンターが素晴らしかった。
奈良定さんの展示していた5インチのドロップハンターは、デザインや重量バランスが絶妙でした。
奈良定守

 
 

横山哲夫さん(Tetsuo Yokoyama)

前回の銀座ブレードショーで相田義人が作ったヒドゥン・ボルト(隠しボルト)のニューヨークスペシャルをみて、俺だって出来ると思い、作ったというニューヨークスペシャル・ヒドゥン・ボルト。
ナイフメーカー同士がこうやって切磋琢磨していくのもナイフショーの面白いところですね!
横山哲夫

横山哲夫
 
 

金井洋一郎さん(Yoichiro Kanai)

彗星のごとく登場した金井洋一郎さんは、制作歴は短いながらもすでに貫禄ある作品を次々と作り出しています。作品ごとにテーマやストーリーがあるのがまた金井さんのナイフの魅力の一つです。しかも本人も本格的にハンティングをしているので、その経験を活かして作られた実用性あることが人気の秘密かもしれません。

ナイフマガジンに掲載された実物を見れるのもナイフショーならではですね。
金井洋一郎

金井さんらしいデザインのハンティング・ナイフ。
金井洋一郎

 
 

川上圭三さん(Keizo Kawakami)

諸事情で夏場の制作がどうしても遅くなるという川上さん。
制作本数がなかなか確保できず、苦労しているそうです。
川上さんの作るものは丁寧で、センスを感じるものばかり。ぜひとも制作本数を確保してほしいものです。

これは参考品で、イングレーブは星山文隆氏によるもの。
川上圭三

川上圭三
 
 

相田義人さん(Yoshihito Aida)

今回のベスト・イン・ショー(Best in Show)は彼のインテグラル・ドロップハンターでした。彫刻は小池憲男さんによるものです。ちなみに今月号のナイフマガジンに美しい写真とともに掲載されています。

相田が削ったものを熱処理前に小池さんに預け、その後再び相田の元に戻ってナイフを仕上げ、最後にもう一度小池さんが墨入れをするという、ものすごーく手の込んだ工程を経て完成する作品です。ちなみにシースは山村信彰さんが制作を担当するという超豪華仕様なのです!
相田義人

相田義人

相田義人

この他にも、様々なタイプのアイダ・ナイフを展示していました。まさに圧巻の作品群!
カスタムナイフの奥深さ、面白さを改めて教えてくれるようなテーブルでした。
相田義人

相田義人

相田義人

相田義人

相田義人

相田義人

ということで、今回でナイフショーのレビューは終了です。
全員をご紹介できずとても残念ですが、JKGナイフショーはこんな風にハイレベルで個性的なナイフをたくさん見ることのできる素晴らしいショーです。ぜひ来年のJKGナイフショーにお越しくださいね!

これまでのレビューはこちらからご覧ください。
第35回JKGナイフショーレビュー vol.1
第35回JKGナイフショーレビュー vol.2
第35回JKGナイフショーレビュー vol.3
第35回JKGナイフショーレビュー vol.4
 
 
 


第35回JKGナイフショーレビュー vol.4


続きです。

高本龍雄さん(Tatsuo Takamoto)

目を引いたのがこのエボナイトハンドルのハイドアウト。
ピカピカに磨き上げられているのですが、手触りはエボナイト独特の吸い付くような感覚。やはりブラックのエボナイトはファイティングナイフによく似合います。ブレードの仕上げも丁寧で、高本さん渾身の一作といった感じでした。素晴らしかった!
高本龍雄
珍しかったのがこのフォールディングナイフ。過去に作りかけていたものを改めて作りなおしたんだとか。
あまり高本さんのフォールディングナイフを見たことがなかったのですが、動きもスムーズでさすがと言った感じでした。
高本龍雄
 
 

渡辺隆之さん(Takayuki Watanabe)

来年、製作歴30週年を迎える渡辺隆之さん。職人としてまさに円熟期といったところ。ラブレススタイルのハンティングナイフ、ファイティングナイフを素晴らしいハンドル材を使っていくつも制作していました。どれも良いナイフばかりだったので、写真を多く撮っていました。

マンモスの牙を使ったドロプハンター。流れるような青色の模様が美しい。
渡辺隆之

象牙のブーツナイフ。ボリュームある象牙を大胆に削った迫力の逸品。
渡辺隆之

コンベックス・グラインドのハンティングナイフ。本人が「切れすぎて怖い」というほどの切れ味なんだとか。渡辺さんの自信作です。
渡辺隆之
 
 

多松国彦さん(Kunihiko Tamatsu)

ラブレスが親しいガンスミスのために制作したというモデル、ストレッチド ドロップハンター。
ハンドルの素材選びからこだわったハンドル形状は見た目が美しいだけではなく、ものすごく握りやすかったのが印象的でした。
多松国彦

 
 

宮前敏行さん(Toshiyuki Miyamae)

今年はアトランタ・ブレードショーでベスト・フォールダー、JKGナイフコンテストではJKG大賞と、賞レースを荒らしまくった宮前さん。まさに今。飛ぶ鳥落とす勢いのナイフメーカーですね。

オリジナルデザインのフォールディングナイフは、どこか和風の雰囲気が漂う作品です。
宮前敏行

宮前敏行

 
 

篠崎暁生さん(Akio Shinozaki)

アメリカ進出にも積極的な篠崎さん。今回は、スクリムショーを入れたナイフを展示していました。
スクリムショーとは、素材に小さな穴を開けたり、小さな線を彫って墨をいれるものです。
今回このスクリムショーを入れたのは篠崎さんの知り合いの伊藤初美さんという方。ナイフに彫るのはこれが初めてなんだとか。
篠崎暁生
ちょっと写真がぼやけてしまいましたが、ふくろう(ミミズク?)の顔。
篠崎暁生
裏側は足になってて、少しおしゃれでした。
篠崎暁生
 
 

松井透(Toru Matsui)

松井さんのテーブルでひときわ目を引いたのがこのナタ。
大型ですが仕上げはとても丁寧でした。
松井透
 
 
 
次回に続きます。
これまでのレビューはこちらからご覧ください。
第35回JKGナイフショーレビュー vol.1 | ナイフ小僧.com
第35回JKGナイフショーレビュー vol.2 | ナイフ小僧.com
第35回JKGナイフショーレビュー vol.3 | ナイフ小僧.com