前回、前々回のつづきです。

John Denton

R.W.LovelessナイフのNo.1ディーラー、デントンさんのテーブルです。
グリーンブックに掲載されているそのものずばりのナイフや、全く見たことのないモデルのものなど、ありとあらゆるラブレスナイフがところ狭しと陳列されています。

素晴らしいスタッグのついたシティナイフ。そもそもスタッグのシティナイフ自体、数が少ない希少品です。ワークナンバーは元の注文主のイニシャルだそうです。
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1960年代に作られたというブーツナイフ。ハンドルはアイボリーペーパーマイカルタ。吸い付くようなハンドルシェイプでした。
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ラブレス・ジョンソンのインプルーブドハンドル・セミスキナー!すごいお宝です。
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ローンデール時代のものは特に得も言われぬ艶っぽさがありますね。
一番下は廉価版として作られたというハーフタングのナイフ。希少性が高く、もはや廉価版でもなんでもありませんでしたw
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これもグリーンブックに載っているインテグラル・ナイフ・フォークセット。
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ラブレスナイフにヘンリー・フランクが彫刻をしたOne of a Kind。マニア垂涎の逸品です。
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番外編。
その昔、ラブレスがナイフ・ファイティングの本で実演をしていたという貴重な資料です。こんなことやってたんだ!
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とてもナイスな表情のボブさん。
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コレクターテーブル

ブレードショーではコレクターたちも自分たちのテーブルを持っていて自分のコレクション・ナイフを販売しています。こういったテーブルでも普段お目にかかれないものを見ることが出来て、とても楽しいものです。

買えないけど、これはすごく欲しかった!すごくハンドルを薄めに攻めこんで削ってあるインプルーブドハンドルのドロップハンター。握り心地、出来栄えとも最高でした。
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リバーサイド時代のブーツナイフ。このコレクターさんはいい趣味してました。どのナイフも素晴らしかった。
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後期のものと思われるニューヨークスペシャル。
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バトルナイフ!ガラス越しでもすごい迫力でした。気軽に「触らせてよ」とはちょっと言えなかったです。勇気を出して触らせてもらえばよかった・・・
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これは別のコレクターのテーブル。
ラブレスだけのガラスケースを持ってるのです。アイボリーハンドルのシュートナイフとブーツナイフ。
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バックサイド側にラグビーボールマークが刻印されていた珍しいセットナイフ。
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ローンデール時代のユーティリティハンター。ため息が出るほど、いい。欲しい。
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ジェントルマンズ・セットのうちの一つのモデル。
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コンベンショナルのドロップハンターとユーティリティハンターもやはりいい。
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ラブレスの友人であり、ナイフメーカー兼コレクターのDave Ellisのテーブル。
ラブレスが2本だけ作ったという、パールのサブヒルトファイター。
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そして、この世に1つだけという10インチ半のビッグ・ビッグ・ベア!(僕のヒアリングがイマイチなので10インチだったかもしれません)
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ラブレスナイフをこれだけの数を見て選べる場はこのショーしかないでしょう。
改めてこれほどの数のラブレスと触れる機会を得て感じたのは、あらゆるモデルを生み出し、さまざまなバリエーションを考案し、コレクターの心を掴み続けたラブレスはやはり天才だったのだということでした。

 
さて、もうちょっとレビューは続きます。
 
 
 

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