ここ数年、世界中を席巻しているミッド・テック(Mid-tech)のセミ・カスタムナイフ。主にCNCの加工技術を使って手加工では難しい複雑な加工を施して、最終仕上げは人間の手で行うものです。加工技術は機械任せになるところなので、そのナイフに付随するストーリー、アイデア、素材、デザイン、そして最終仕上げによるアクション性能がそのナイフの魅力の決め手になります。

 

はっきりいってこの分野で日本のナイフ業界は30年くらい遅れていて、僕が知ってる範囲では日本製のミッド・テック作っているのはRockstead knifeさんか原幸治さんの息子さんのDew Haraさん、そしてKIKU KNIVESさんくらい。

 

ryworx

そんな中、新たなミッド・テックのナイフメーカーが誕生しました。
その名は「ryworx (ライ・ワークス)」です。はじめて製作されたのがこのバリソン(バタフライナイフ)です。

日本刀をモチーフにしたデザインは凛とした印象。
ブレードは日本製にこだわり、スーパーゴールド2を採用。ハンドルにはチタンを採用しています。100分の1㎜単位でブッシュの高さを調整しているということで、アクションは圧倒的にスムーズ。ラッチはあえて金属ではなく組紐を採用しています。この辺りはまわして遊ぶ時のことを考慮しています。

 

横手が入り、樋「」も彫られています。刃長は110mm程度。

 

家紋風のロゴマークもかっこいいです。

 

初期ロットは4本製作して、すでに海外の顧客に販売してしまったとのこと。
素晴らしい出来栄えで一目ぼれしてしまったので、お願いして今回載せた初期ロット第一号のナイフをMatrix-AIDAのショーケースに飾らせてもうことになりました。現物をお売りすることはできませんが、興味がある方は是非お店に見に来てください。

今後は別デザインのブレードやオプションパーツなどの展開も考えているそうです。
更に面白いものが出来てくるのではと、ものすごく期待しています。

ryworxのInstagramアカウントはこちら。

Instagramで他のモデルや製作工程を垣間見ることができます。
ぜひフォローしてくださいね。
https://www.instagram.com/p/BawWX_VAl8D/?taken-by=ryworx

ryworx、おそらく今が買いです。

https://www.instagram.com/ryworx/

2 thoughts on “日本発のミッド・テックのナイフメーカーが誕生!その名は「ryworx」

  1. Aaron より:

    When will this balisong be available for sale? What is the price tag in American dollars? Thank you for your time.

    1. knifekozo より:

      Mr.Aaron

      Thank you for your comment.
      This knife was made by @ryworx.
      Please ask him to buy his knives.

      He said price of this style is 600 USD now.
      In the future, his knife will be more expensive.

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