SAKURA BLADE SHOW 8th 2018 Spring in Tokyoに行ってきました!


去る2018年 4月14日、15日にSAKURA BLADE SHOWが開催されました。僕も初日にお伺いしましたので、その様子をばレビューさせてもらいます。

到着したのは昼過ぎくらいでしたが会場は熱気あふれるお客さんでごった返していました。ほかのショーと比べて、若いお客さんが多い印象です。

普段、僕が出展している銀座ブレードショーやJKGナイフショーでは見れないナイフメーカーの作品を見ることができるのがこのショーの醍醐味です。今回も目を引いたナイフをご紹介していきます。気になるものがあった方はぜひ次回のショーに実際に足を運んでみてくださいね。

 

NIGHT HAWK KNIVES

タフなタクティカルナイフを製作しているNIGHT HAWK EDGEさん。ブログでもおなじみです。http://nighthawkedge.militaryblog.jp/

O-1が好きな方で、製作物の多くはO-1 steelで製作されています。無骨な見た目ながら、エッジのグラインドテクニックはさすがです。

 

YUUKI KNIVES

http://yuukiknivesblog.blog.fc2.com/

シンプルな形状だけに削りのうまさと仕上げの丁寧さが際立つナイフメーカーです。デザインも外連味がなくシンプルで、実際にアウトドアで使ってみたくなる魅力を感じます。

 

HELL HOUND

https://blog.goo.ne.jp/hellhound-knives2014

ナイフもさることながら、ツールのデザイン、コンセプトが秀逸なのがこのHELL HOUNDさん。ナイフマガジンなどでも取り上げられ、各方面で人気のあったウォレットトマホークにつづいて、こちらのEDC-スパナがリリースされていました。今回は掲載できないのですが、これらよりもさらに洗練されたツールの新企画があり、これからさらに目が離せないメーカーです。

 

二部幸夫さん

一目見ただけで二部さんとわかる独特なフォルム。和の雰囲気が魅力的でした。

 

 

加藤四龍さん

https://blogs.yahoo.co.jp/workshop2675

独特な感性のフォールダーをもった稀有なナイフメーカーです。今回はスタッグを使ったものから始まり、カラーリングしたチタンフレームのものや女性のお尻をモチーフにしたものなど、人とは違うエッジのきいたナイフをたくさん展示していました。

 

ROCK EDGE WORKS

https://blogs.yahoo.co.jp/semper_fai110

最近、ROCK EDGEさんはカランビットの製作割合が増えていて、カランビットナイフメーカーといった雰囲気ですが、実はそこにとどまらず進化を続けています。写真のような複雑なグラインドを施したナイフにも果敢に挑み、さらなる高みを目指して製作してます。

 

小嶋大輔さん

小嶋さんは実用テストを繰り返し、デザイン、素材選定を理論的に突き詰めていくタイプのナイフメーカーです。フィクスドに限らず、フォールダーも製作しています。写真のナイフはじつは元ネタがラブレス。自分なりに昇華してリデザインされたものなのだそうです。

 

伊藤亮さん

フォールディングナイフ専門のナイフメーカーです。
今回、注目を浴びてかなり売れていたのがこのフリクションフォールダー。いわゆる肥後守タイプのフォールダーなんですが、軽くロックがかかる機構が内蔵されていて、開閉時のテンション(クリック感)がすこぶる気持ちよいのと、使用時の安心感がある素晴らしいナイフでした。もうすでに人気モデルになっているようです。

 

NEMOTO KNIVES

http://nemotoknives.sakura.ne.jp/

いわずと知れた根本さんの新作たち。
常に新たなデザイン、新たな機構を追い求める姿はやはり一流のプロ・ナイフメーカーです。どのナイフも魅力に満ち溢れていました。

 

今回ご紹介するのは以上のナイフです。
今回ご紹介できませんでしたが、根本さんは若いナイフメーカーの育成にも精力的で、テーブルを提供するなど新たな試みをされていました。今後このSAKURA BLADE SHOWはさらに人気が増し、拡大していくのではないでしょうか。

 

今年からは秋にも開催されることが決定しているようです。興味のある方はぜひご来場ください。


定年してからだってナイフは作れる!


会社を定年してから、本格的にナイフ作りを始めるお客さんが結構います。

昔からナイフに興味があって作ってみたかったけど一歩踏み出せなかったという方や、材料や工具を揃えたはいいけど子供が生まれてそれどころじゃなくなってしまった方など、理由は人それぞれですが、趣味のナイフメーキングと、仕事と家庭とを両立していくのはなかなか難しいのがほんとのところ。働き盛り&子育て時代を経て、ようやく子供が独り立ちをし、定年を迎えて時間に余裕ができた。「さあ、何かをしよう」と思った時に、若き日に情熱を燃やしたナイフに立ち戻ってきてくれるのです。

東村山在住の関口さんもそんな一人です。
もともとナイフが大好きで、海外出張に行ってはナイフをお土産に買ったりしてその情熱をコントロールしていましたが、3年ほど前、定年を機に本格的にナイフ作りを開始。今では一年に10本くらいのペースでヤスリでのナイフメーキングを楽しんでいます。

関口さん曰く、ナイフ作りの面白いところは、時間をかけられること。
じっくりと作るものを決め、材料を選定し、失敗を繰り返しながら一つのものを作り上げていく。それをゆっくりと楽しめるのが最高なんだとか。作ったナイフは孫や甥っ子さんに渡してキャンプに持って行って使ってもらうそうです。

一番厳しいお客さんは小学生になる女の子のお孫さんなんだとか。「ナイフのサイズやデザインに対して、とびきり辛口のコメントをくれる」と嬉しそうに話しているのが印象的でした。

ナイフ作りを始めるのに遅すぎるということをはありません。
関口さんもこの3年の間に確実に腕を上げて、ご自分で「最初のころ作ったものを見ると恥ずかしい」と言っています。作るたびに自分の成長を感じられるのもナイフ作りの魅力の一つなのかもしれません。