鍛造ナイフをつくる④


鍛造教室も終わり、焼き入れが終了したナイフを持って東京に帰ってきました。
夏の軽井沢はやっぱり気持ちよかったです。
さて、ナイフは焼きが入ったままだと硬くてもろい状態なので、
「焼き戻し」をして刃物に粘りを出さねばなりません。
こうすることで、硬いけど折れにくい、刃物に適した状態になるのです。
今回町田先生にならったのは、160℃~210℃に熱した油に10分程度ナイフを浸からせる方法です。
焼き戻し
今回使用した油は、コンビニで売っているサラダ油です。
ちなみに温度計は100円均一。
フライパンに油をひいて、ナイフがヒタヒタに浸かるようにして180℃で約10分。
無事、焼き戻しが完了です。
さあこれでやっとブランクが完成しました。
写真を拡大すると、結構きれいに積層の波紋が出てるのがわかります。
自分ではなかなか満足な感じです。
さあ!こっからヒルト作って、ハンドル付けて、シースを作るのです。
つづく。
ありがとうございました。


鍛造ナイフをつくる③


前回、完成状態に近いところまで加工が終わりました。
いよいよ焼き入れです。
760℃~800℃に加熱し、水で急冷するとマルテンサイト変態し、硬い鋼になります。
このとき、曲がることがあるので、曲がっていたら修正します。
焼き入れ
案の定、僕のナイフもしっかり曲がってしまいましたが、
勇気をもって力を加えたらまっすぐになりました。一安心です。
焼き入れ終了後に焼き入れ前に加工が不十分だったところをベルトグラインダーで修正しました。
仕上げ
今回の鍛造ナイフ教室は終了です。
ただし、今回の教室では「焼き入れ」まで終了したのみですので、
宿題として焼き戻しを自宅でやって仕上げていってくれとのことでした。
そう、鍛造教室は小僧鍛造ナイフ作成の序章にしか過ぎなかったのです…。
つづく。
ありがとうございました。