損をしないサンバースタッグの選び方


サンバースタッグが輸入禁止になってかれこれ数年になって、

国内のスタッグもそろそろ底が見えてきたような感じが・・・。

いいもの順に日本の在庫減り、値段も高騰して、

どんどんパートタイムメーカーが手の出しづらい状況になってきてます。

だけどやっぱりスタッグのナイフはかっこいい。

そこで、今回はズバリ「損をしないスタッグの選び方」です。

(…を師匠に習いましたので報告します)

以下、

●スタッグを選ぶ基準●

1.柄が美しいこと。

↓このように、タングからブレードに向かって流れるような柄のスタッグが美しいとされています。

ちなみに、削って白くする所はできるだけ少ない方が良いそうです。

stagimage
また、白い部分は真っ白ではなく自然な飴色がカッコイイと言われています。(好みですが・・)

参考資料:「カスタムナイフ・メーキング ○ストック&リムーバブル法のすべて」 発行:宙出版 発売:主婦と生活社

2.内側の反りがないこと。

↓このように、スタッグの内側に平行が出ていないものは、タングにキチンとくっつかないので、

敬遠したほうがいいでしょう。

ただ、幅が広いものであれば、自分で平面出すことは可能です。
yokunai

↓こっちがいいスタッグです。これならピッタリですね。
iistag

3.外側は逆タイコ型になっていること。

ハンドルは、ブレードからタングに向かって広がるようになっていることが理想的です。

それを考慮すると、

↓このようにスタッグの外側が逆になっていることで、削る部分が両端のみになり少なくなります。

それによってスタッグ本来の形をそのまま生かすことができるようになるのです。

iistag2

ちなみに逆に外側に膨らんだスタッグでは、削る部分が多くなり、

せっかくスタッグ使ったのに真白。ってなことになりうるのです。

と、まあこんなポイントがありますので、

みなさんもお店でスタッグを見つけたら参考にしてみてください。

ナイフメイキング業界には

「いい素材を見つけたら、迷わず買え」という言い伝えがあるそうです。

いい素材は、見逃すと高くなるか、誰かに買われてしまうからです。

これから多分増えることがないであろうサンバースタッグは、

見つけた瞬間ゲットしておくことをお勧めしておきます。

マトリックスアイダで、現在、厳選したサンバースタッグを販売しています。
ぜひ、一度見てください。


フィールドテスト


先日、師匠に呼ばれ工房に行ってみると、大きなシカ肉が

「これから、ナイフでこれをさばいてテストするぞ」 と、うれしいお言葉。



そんなわけで、ハンティングナイフでシカをさばきました。

今回使ったナイフは、カスタムナイフメーカーの奈良定氏作製の5”のドロップハンターです。

このナイフ、ミラーの美しさや、シースの出来栄えもさることながら、

なにより、切れる切れる。

骨も、筋も、ストレスなく裁けて、気持ちいい使い心地です。

師匠も「こりゃよく切れるなー。切れすぎるから、お前の切れないナイフもってこい」と・・・

うんちくを語りつつ、手際よく裁いていく師匠。

「ナイフは、こんな風に使われるんだよ。だからそれを想定して作らなければいけない」

「美しいだけでは不完全」

「ナイフもさばく所によっていろんな持ち方をする。それを考えたハンドルの形が好ましい」

ゆえに、かなりタフに使う師匠。

ハンティングナイフは、こうやって実用の中で堅牢かつ、使いやすくなっていったんだと再確認しました。

なるほど、勉強になります。

最終的には、素晴らしいナイフでおいしい肉をさばき、シカ肉を焼いて食べ、

素晴らしい一日になりました。

そんな素晴らしいナイフを作る奈良定さんのHPは↓

http://www.clio.ne.jp/home/nora/

ナイフショーにも出展されています。