このナイフのハンドルはデザインハンドルという製品ですが、これはマイカルタやG-10をNC工作機で削り出したものです。このハンドルは素材を削りっぱなしになっているので、表面に光沢がありません。
しかし、これを削ってしまうと単なるマイカルタやG-10と何ら変りなくなってしまいますし、バフで磨いたりすると表面がダレてしまったりしてしまいます。
ナイフ小僧のブログ
あえてハンドルを削りっぱなしのザラザラのままでデザインするのもひとつの手ですが、表面に光沢をもたせる方法があるのでご紹介です。

デザインハンドルに光沢をもたせる方法

1.  今回使用するのは、マトリックス・アイダで売っているワックスです。
これはウッド・パイプ用のワックスで、ハンドルの仕上げに使うとハンドルが綺麗な光沢を持つようになります。1個¥630と、とってもお買い得です。
http://www.matrix-aida.com/supplies8.html
ナイフ小僧のブログ
2. このワックスをウエスに擦りつけて、ゴシゴシハンドルを磨くとデザインハンドルが光沢をもつようになります。写真のように、靴磨きのように磨いてもいいでしょう。
ワックスは粗仕上げ用と、仕上げ用のセットになっているので、まずは粗仕上げ用で全体を磨き、仕上げ用で最終仕上げをします。
ナイフ小僧のブログ
3. 出来上がりはこんな感じです。
ナイフ小僧のブログ
圧倒的に色の鮮やかさが違いますよね。
このワックスを使うと、バフで磨いてしまった時のようにデザインが削れてしまう恐れがない上、ハンドルが綺麗な光沢を持ってくれるのでナイフの仕上がり自体も良くなります。
是非皆さんもお試しあれ!
ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です