2012年銀座ナイフショー2月 レビュー
銀座ナイフショーが無事終了しました。会場はたくさんのお客様が来場し、大賑わいでした。
ご来場いただいた方々ありがとうございました。
今回も僕が気になったナイフをご紹介します!
多松国彦さん
なんと四国からの参加者の多松さん。
美しいファイティングナイフは来場者の目を釘付けにしていました。うーん美しい。
荒川知芳さん
前回、展示テーブル出展者の荒川さん。
念願のナイフショーデビューを飾ってくれました!
前回から更にレベルアップした作品ばかりでした。
山本宣弘さん
アメリカでハンドル材を買い付けてくる山本さんのテーブルはいつも新しいアイデアが溢れています。
ハンドル材の名前を聞けなかったのですが、とても美しいブーツナイフ。
九鬼隆一さん
これはマーメイドをモチーフにしたデスクナイフです。
美しいフォルムと象牙のハンドルがマッチして、妖艶さを表現しています。
驚くのはナイフだけではなく、ケースです。
一見すると木製のケースなんですが、じつは皮を縫い合わせて作られているんです!なんてこった。
鈴木伸明さん
独創的なアイデアと独特の曲線美を描く鈴木さんの作品も素晴らしかった。
このドラゴン・ホーンは特に目を引くデザインでした。
斎藤博さん
斎藤さんの新作はこの美しいカリンのハンドルをつけた作品です。
こだわりのコンシールドタングで作られています。
井原行生さん
JKGナイフコンテストでシースナイフ賞をとりまくっている井原さんの新作は、会津の漆を使用したナイフ。
配色がモダンでナイフによく似合っていました。
石川直弥さん
彫金師の石川さんは今回がナイフショー初参加です。
初参加とは思えないクオリティの高いナイフが並べられていました。
目を引いたのはこのオールステンレスのナイフ。その美しいフォルムは来場者の足を止めていました。
五十嵐盛人さん
五十嵐さんはとりあえず気になるナイフは作ってしまおう!という柔軟な発想を持った方です。
いつもはフィッシングナイフが多いのですが、今回はタクティカルナイフを作ってきていました。
振り幅の大きさがすごい・・・
黒沢次夫さん
いつも面白いナイフを作ってきている黒沢さん。
今回は昆虫シリーズがすごかった。
まるで今にも飛んでいきそうなトンボとハチはリアルすぎでした。
橋本庄一さん
アーティスティックな鍛造ナイフの橋本さんのテーブルはいつも面白いです。
今回は、この一番手前のナイフがすごかった。
ハンドルは麻の布を樹脂で硬化・着色したのだそうです。もう、驚きすぎて開いた口がふさがりません。
ぜひ実物を見てもらいたい!
鈴木寛さん
鈴木さんはどんな形状のものもいとも簡単に作ってしまうまさにプロフェッショナルなナイフメーカーです。
テーブルにはあらゆるモデルのナイフが並び、とても賑やかでした。
北林竹二さん
もはや石のナイフといえば精霊石の箱庭こと北林竹二さんをおいて他にはいないような状態になって来ました。
積極的にあらゆるナイフショーに参加し、真摯に自らを売り込んでいく姿はとても勉強になります。
展示テーブル
今回もはじめてナイフショーに参加する人のために、展示テーブルが用意されました。
参加した桜井さんは、緊張をしていましたがたくさんの方にナイフを見てもらったり意見をもらうことができて次回作への意欲が更に高まったようでした。
これは来場者に人気のあった「式のナイフ」。式とは、アニメのキャラクターの名前だそうです。
以上です。
このようにバリエーション豊かな面々が集まる銀座ナイフショーはとても見応えのある、面白いショーになってきています。今度は7月に開催されるので、今回残念ながら来場出来なかった方も次回はぜひ銀座に足を運んでみてくださいね。