バーキングのVベルト交換方法
今回はバーキング・ナイフメーキング・マシンのVベルトの交換方法をご紹介しします。
バーキングを使っていても数年から十数年変える必要のない部品ですが、ごくまれに交換することがあるので、万が一交換する際に参考にしてください。
バーキング・Vベルトの交換方法手順
この作業は、2名以上で行ってください。アームの部分をすべて外すのでかなりの重量を支えることになります。無理して一人で作業すると大けがをする恐れがあります。
1.ホイールを外す
まずは、バーキングの主電源を切り、コンセントを抜いてください。
最初にコンタクト・ホイールとアイドラー・ホイールを外します。
2.アームの固定ネジを外す
3箇所の固定ネジを外します。これを外すと、アーム部分がすべてごそっと取れてしまいます。足元に落としたりすると、大怪我のおそれがあるので、必ず2名以上で作業してください。
外れると、このようにアームがまるごと取れてしまいます。これがかなり重いです。
本体側はこのようになっています。ここでVベルトを取り外して交換します。
3.アームを付け直す
プーリー側のネジをゆるめてVベルトをかけやすくします。
Vベルトをアーム側と本体側プーリーにかけて、手順1で外した3つのネジを再び締め直します。
アームをつけました。この時はまだVベルトにきちんとテンションがかかっていません。
ここで、テンションを張りやするくするようにアームを手前側に起こします。
4.Vベルトのテンションを張る
アームを下側に引っ張りながらプーリーを固定しているネジをきつく締めます。
これでVベルトの交換は完了です。
バーキングの電源を入れ、低速回転から少しずつスピードを上げて動作チェックを行ってください。
Vベルトの購入はこちらから
マトリックス・アイダでは、バーキングのオプション・パーツとして交換用Vベルトを販売しています。
Vベルトの摩耗が気になり始めたら、こちらからご購入くださいね。
Vベルト| Matrix-AIDA.com
1 thoughts on “バーキングのVベルト交換方法”
場違いなコメてすみません。 デザインの都合上で(ハンドルが細い)などの理由で既成のニューボルトが使用できない場面があると思います。既成品のニューボルトよりも細い基板を浮かせるスペーサーとバラ売りのネジを組み合わせて私は使う事にしました。真鍮製ですので代用品になり得ると思います。ただ、カシメ穴をハンドルとブランク別々に空けなければなりませんが。