ナイフメーカーの相田義人がナイフメーカーの伊原賢治氏にオーダーしていたナイフが完成しました。

相田からのフル・カスタムオーダー

ナイフ作りをしている人は、えてしてナイフをコレクションすることが好きだったりするものです。
相田が工房にあるシースナイフの型を伊原さんに渡し、「これをフォールディングにしてほしい」と言ったことが始まりでした。
オーダーの条件はふたつ。
・オリジナルの型をそのままフォールディングに生まれ変わらせること。
・スリップジョイントがいい。
伊原さんにとっては相田からのオーダーは大きな事件でした。
伊原さんがナイフを作り始めたばかりの時、マトリックス・アイダで相田にたまたま出会ったのは約10年前。その時はサインを貰う立場だったのに、その後10年で憧れだった人からオーダーをもらえたということで、伊原さんは大いに感動したそうです。

相田プロデュースの伊原賢治フォールディングナイフ

そして、数個のプロトタイプを経て完成した作品がこちら。

相田いわく「オープンした時のシルエットが好き」とのこと。
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アクションは伊原さんらしいスムーズな動き。

伊原さんは基本的にはバックロックが好きで、ほとんどスリップジョイントのナイフを作ったことがなかったそうです。しかし、カスタムオーダーならば!ということでチャレンジしたそうです。

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クローズ時。

伊原さん得意の刃うち防止機構を組み込み、閉じた時も刃打ちしないようになっています。

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そして、ナイフの裏側にはなんと相田義人のトレードマークが入っています。

これはかなりのレアものとなりました。

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このナイフは、今週行われる東京フォールディングナイフショーに伊原さんが展示することになりました。

販売されるかはわかりませんが、興味がある方は当日伊原さんのテーブルに寄ってみてくださいね!

東京フォールディングナイフショーの詳細はこちらでご確認ください。

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