自作フォークの熱処理
様々なナイフが熱処理に送られてきますが、ナイフ以外のものも送られてくることがあります。
中にはタイトルのようにフォークをナイフ用の鋼材で自作して熱処理に送ってくる方もいらっしゃいます。
フォークについてはナイフよりも構造が複雑なので熱処理で焼き曲がりをするんじゃないかと心配になりますが、今回送られてきたものについては焼き曲がりなどはまったくなく、綺麗に仕上がってきました。ちなみに鋼材は440-CとCRMO-7でした。
また、曲がりのリスクを避けるならばフォークの先端をつなげたままで熱処理をして、熱処理後に削り落とすという方法もあります。
自作のナイフ・フォークセットを作ってディナーなんてきっと最高の気分でしょうね。友達や家族にプレゼントなんてのも粋ですよね。ぜひお試しあれ。