銀座ブレードショーはおかげ様で大盛況のうちに終了しました。
開場直前には入口に行列ができるほどの盛況ぶり。お客さんの熱意が伝わってくるようでした。
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作品紹介

それでは、会場で僕が個人的に気になった作品を紹介していきます。

銀座ブレードショーはプロアマ入り乱れたショーですが、今回の出品者はいずれもレベルが高く、とても見応えあるものばかりでした。

荒川知芳さん

銀座ブレードショーはポスターなどに使われる広告用のナイフは、出展者による投票によって決まります。

数々のライバルを退け、次回の広告用ナイフは荒川さんのこのペーパーナイフに決定しました。

細身で美しいデザインのこのナイフは荒川さんのオリジナルデザインです。

ペーパーナイフとしての使いやすさを追求したハンドルの形状が素晴らしい出来でした。

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同じ形状ですが、ブレードのポイントを丸くしたパターンもありました。

小さな変化ですが、イメージがガラっと変わって柔らかい印象になります。

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林田英樹さん

インディアンジュエリーや絵画などなんでも器用にこなす林田さんの作品はいつも一工夫されています。

今回はシルバーの彫刻を施したこのナイフ。ストーリー性のある彫刻があるアーティスティックな作品でした。

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シースも一工夫して、ちょっと変わったものに。

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奈良定守さん

奈良定さんが今回展示していたものの中で一際目を引いたのはこのコンベックスグラインドのナイフです。

バーキングを使ってのコンベックス(蛤刃)グラインドをいとも簡単にやってしまう技術力の高さはさすが。

職人技を魅せつけるような、素晴らしい作品でした。

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タイ・アーツ・コレクション
いつも素晴らしいコレクションを展示しているタイ・アーツ・コレクションです。
ロン・レイクのシースナイフなど価値のある作品がズラリ。
その他たくさんの作品がありましたが、特に銀座ブレードショーやJCKMナイフショーで見ることが出来ないナイフメーカーのものを意識して持ってくるようにしているそうです。


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渡辺隆之さん


渡辺さんは面白いマイカルタのナイフを作ってきていました。

2種類のマイカルタがギザギザに加工されています。


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ソウベリースタイルのフォールディングナイフ。埋め込まれた薬莢がカッコいいですね。

どんなナイフもハイクオリティに作れてしまうのが渡辺さんです。

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鈴木刃物製作所さん

こちらはお兄さんの作品です。

タクティカルテイストのゴツイナイフを作られていました。

本当になんでもござれで作ってしまうんですね!

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カイデックスシースも凝った作りになっていました。

レザーの上にカイデックスを巻くという斬新なデザイン。

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こちらは寛さんの作品。

ハンドル材を上手に使って、個性ある作品に仕上がっています。どの作品もスキのない、プロらしい作品ばかりです!見応え充分。

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松田菊男さん

もはや銀座ブレードショーの顔となりつつある松田菊男さん。

今回もたくさんの作品を持参していました。

特に目を引いたのがこのササブネ。「Kiku」のロゴがレーザー加工で透かしになっていました。

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北林竹二さん

石のナイフの北林さんもいまや銀座ブレードショーに無くてはならない存在です。

モデルの種類も増えてきており、この写真の「ライトユーティリティシリーズ」のようにリーズナブルに購入できる価格帯のものもあり、更に人気が増している印象です。

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鈴木伸明さん

独創的なデザインセンスを持ったナイフメーカー鈴木伸明さんは、小ぶりで美しいフォールディングナイフを展示していました。特にこのKONAMAZUは、マンモスを美しく磨き上げてある魅力的な作品でした。

ブレードのピボットピンに真鍮のワッシャーが付いていますが、これはデザイン性と堅牢性を保つために自作しているそうです。作品へのこだわりが半端ないです。

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井原行生さん

この前のナイフマガジンで特集され、注目度が増している井原さん。

今回井原さんが持ってきた中で目を引いたのはこのペティナイフです。

ナイフのクオリティもさることながら、シースのアイデアも良かったです。

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単純な形状のシースですが、ナイフを深めに納めるように設計されているので、しっかりとシース内に保持されていました。シンプル故に美しいシースに仕上がっていました。

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山本宣弘さん

アトランタ・ブレードショーに参加し、様々なハンドル材をいち早く付けたナイフを発表し楽しませてくれる山本さん、今回展示していた中ではこのNew Big Bearが一際目立っていました!

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多松国彦さん

ラブレススタイルのファイティングナイフをメインに展示していました。

特に目を引いたのがこの中央にあるアイアンウッドのファイターです。

オリジナルよりも身幅をかなり細めにデザインしてあり、よりスマートな印象を受けました。

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今回注目したのはこんなところです。今回載せられなかった方の素晴らしい作品ものもたくさんあります。

次回の銀座ブレードショーは来年2月。そのとき是非会場まで足を運んでくださいね!

次回は展示テーブルのことなどを報告したいと思います。

2 thoughts on “銀座ブレードショー2012年7月 レビュー

  1. TAKEZ より:

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    こんばんわ。 レヴューへの掲載ありがとうございます。
    ナイフショーからブレードショーへ変わって最初の開催でしたが、たくさんの来場者の方々が開場時間待ちで並んでいて、開場と同時になだれ込んできたのは凄かったですね。
    次回も盛り上げられるよう新作を持ち込みます! 
    それでは。

  2. ナイフ小僧 より:

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    >TAKEZさん
    いつもありがとうございます!
    北林さんの出展ペースで新作を生み出していくのは苦行に近いと思いますが、ぜひがんばってください!

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