ヒルトレスのナイフを作る その2
ブレード磨き
ナイフが熱処理から帰ってきたので、ブレードを磨いていきます。
自在バイスにブレードを固定して、磨いていきます。
今回は#1200のヘアラインにします。
無事にヘアラインに仕上がったので、ハンドルを付けるときに傷をつけないように養生します。
ハンドルの取付け
続いていよいよハンドルの取付に入ります。
ヒルトレスの場合、ハンドルのブレード側を長めにとって、余分な部分は後から取り除きます。
ハンドル材の寸法をきちんと出してから取り付けてもいいんですが、
左右の寸法、角度をしっかり出すのはなかなか至難の業です。
まずは、こんな感じで固定して先に穴をあけてしまいます。
穴が開いたら、プロトラクターを使って余分な部分にケガきを入れ、フライスで削り取ります。
ハンドル材の寸法が出たら、ハンドルを接着します。
片方ずつ接着します。片方つけたら外形をとって、その後反対側を取り付けて外形を削り出します。
くっついたのでボルトで止めます。ボルトの飛び出した部分は金ノコで切り落とします。
今回ハンドル材として使用しているのはカーボンファイバーです。カッコイイ感じになってきました。
つづいてはハンドルの研削です。
つづく。
ありがとうございました。