2012年10月20日、21日の2日間、銀座でJKGナイフショーが行われました。
晴天の中、たくさんの来場者があり、大いに盛り上がりました。
では早速、気になったナイフを紹介していきます。
会場を一周して撮って来ましたので、ナイフショーに行けなかったあなたもこれでナイフショー気分をちょっとだけ味わってください。

松崎猛さん

フォールディングナイフの雄、松崎さんは高品質なフォールディングナイフやバレルナイフなどで名を馳せていますが、今回は荒削りなシースナイフを展示していました。
このナイフはブレードにS30Vを使用してあります。
敢えてブレードを荒く仕上げ、ユーザーに気後れすることなくどんどん使って、鋼材の良さを知ってもらいたいという松崎さんの思いが込められているそうです。
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九鬼隆一さん

九鬼さんは個性的なディフォルメをしたり、ユニークなデザインも得意ですが、今回僕が気に入ったのはこのシンプルな一本。美しいアンバースタッグがついたナイフです。ハンドル素材選び、そしてそれを活かす技術こそプロナイフメーカーの真骨頂ですね。
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築地正博さん
昨年、センセーショナルなデビューを果たした築地さん。
今回も自身こだわりの縄文時代をコンセプトにしたアートナイフを展示されていました。
すごいのはその世界観をぶれずに作り続ける意志と、毎回レベルアップしていく技術。
鞘の彫刻なども美術館などで土器を取材してデザインしているそうです。
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克明に書かれたデザイン画が築地さんのその情熱を現しています。
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久保泰彦さん
鍛造部会に所属している久保康彦さん。
ダマスカスの美しいブレードのハンターナイフを数多く展示されていました。
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多松国彦さん
アトランタのブレードショーに積極的に出展し、実績を上げ続けている多松国彦さん。
ラブレススタイルを一貫して作り続けています。
ハイクオリティなニューヨークスペシャルが素敵だった!
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野村和生さん

鍛造メーカーの中でも若い野村さんは、モダンなデザインの和式ナイフを展示していました。
新しいデザインに果敢に挑戦している、これからの鍛造界のパイオニア的存在です。
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黒沢次夫さん

黒沢さんのテーブルにくると、ここはどこなんだと一瞬わからなくなります。
今回もたくさんの生き物たちがテーブルを取り囲んでいました。
そんななか、小ささで目を引いたイカナイフ。
まじめにふまじめ、そんな遊び心が素敵ですね。
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井原行生さん
2年連続JKGナイフコンテストでベストシース賞を獲得している実力者、井原さん。
今回、「これ触ってみてよ」と不敵な笑顔で差し出されたこのナイフ。
ハンドルちょっと長いかなーと思いつつ握ってみると・・・異様なまでのフィット感が僕を魅了しました。
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竹内重利さん

今回も唯一イングレーバーとして出展している竹内さん。
ゴールドインレイされた彫刻は圧倒的な存在感。
さすが、プロのイングレーバーはひと味も二味も違いました。
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一気に全テーブル紹介しようと思ったんですが、ちょっと時間切れなんで次回につづきます・・・

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