銀座ブレードショー2013/2月 レビューその2
前回「銀座ブレードショー2013/2月レビュー その1」のつづき。
松田菊男さん
開場して一番最初に人だかりができたのはこの松田菊男さんのテーブルでした。
たくさん並べられたキクナイフの中で一際目立っていたのがこの作品。
鋼材の厚みが10mmもあるんです。迫力も重量もヘビー級です。
北林竹二さん
ナイフ業界だけでなく、さまざまな業界から注目され始めた北林さん。
最近ではtwitter界隈でも話題になってました。
豪華なものだけでなく、買いやすい価格帯のものもラインナップされるようになり、ファンは大喜びです。
橋本庄市さん
もはやアートの世界の橋本さんのテーブル。
これらは製作途中のものですが、すでに風格が備わっています。
これは、タングのところに下のステンレスの部品がが装着されるんだとか!
なんかかっこいい・・・
安永朋之さん
黒染めされたスケルトンのブレードにさまざまな材料をインレイしたナイフ。
シンプルながら目を引くかっこいいナイフでした。
武藤美彦さん
このシンプルな「Short Hunter」というハンティングナイフがすごい良かった。
オールド・スクールでシンプルなデザインゆえに武藤さんならではの仕上げの美しさが際立っていました。
ミラーなんか完璧。
林田英樹さん
林田さんのテーブルは、インディアンジュエリーハンドルに彫刻されたナイフがまるで絵画のように陳列されていました。これだけでひとつの物語のようですよね。
九鬼隆一さん
この女性のフォルムをしたナイフを初めて触らせてもらいました。
表だけにハンドルが付いているんだとおもいきや、なんと裏側にはきちんとおしりもあるんです!
一見キワモノっぽいんですが、これが案外握りやすい。
しかもなぜか持った人間はみなニヤけてしまうという恐ろしいナイフでした。
藤田守さん
淡い恋心をテーマにしたこの「夕映え」というナイフ。
ブレードにでイルカが飛び跳ねている、とてもユニークな作品でした。
ハンドル材は貴重な鯨の歯。
井原行生さん
下は同じ型のナイフなんですが、ハンドルの長さが違います。
下のほうがハンドルを長めにとって握りやすくしているとのこと。
ナイフメーカーとは、日々試行錯誤を繰り返し理想を追い求めていくものなんですね。
五十嵐盛人さん
「なんでも作りたくなっちゃうんだよー」と笑いながら話すのは五十嵐さん。
荷物を減らしてもやっぱりテーブルに乗り切らないほどナイフを持ってきちゃうそうです。
五十嵐さんのテーブルには本当にありとあらゆる作品が並び、とても楽しい。
斉藤博さん
斉藤さんのテーブルですごく気になったのはこのナイフ。
キャンプの際に多目的に使えるものを目指して製作中だとのこと。
あるときはナタとして、そしてあるときは包丁として使えるそうです。
これはキャンプ好きにはたまらない逸品になりそうですよ。
もうちょっとつづく
2 thoughts on “銀座ブレードショー2013/2月 レビューその2”
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地方に住んでいる者としては、このレビューが非常に楽しみです。きれいな写真も嬉しいです!続きを楽しみにしております。
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>クロウサギさん
温かいコメントありがとうございます!
すごく励みになります。
ナイフショーを走り回った甲斐があります。
これからも出来る限り情報を載せていきますので、たまに寄ってください。