去る2月10日に神戸で行われたオールニッポンナイフショーに行って来ました。
テーブルは50を越え、運営の方の話では入場者数は200人を越え、大盛況とのことでした。
テーブルにはJKGや銀座ブレードショーなどでお馴染みのメーカーも多数いらっしゃいましたが、
神戸で行われることもあり、四国や広島などのナイフメーカーが多く、とても新鮮な印象でした。
テーブルも多く、すべての写真をとることはできませんでしたが、僕が気になったナイフなどをご紹介します。

作品紹介

レッドオルカ 秋友義彦さん

ナイフマガジンやブログでよく作品を拝見していたレッドオルカ秋友義彦さんの作品を実際に触って見ることができました。美しい波紋が現れたブレードと、独特の美しいラインを描く洗練されたデザイン。

さすが素晴らしい作品ばかりでした。

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三木カスタムナイフギルド

三木カスタムナイフギルドの作品がまとめて展示されていました。

ギルドとして仲間が集まって切磋琢磨したり情報交換しているんですね。

ユニークなデザインのナイフが多数展示されていました。

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小林享彦さん

ラブレススタイルの作品を作っている小林さん。広島のナイフメーカーです。

東京のパークサイドこと高本さんと親交が深いそうです。

偶然にも高本さんと同様、シュートナイフを制作していました。

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ユニークなのはラブレスボルトの真鍮とステンを入れ替えて作っていました。

芸が細かい。

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藤原弘登さん

独特のエッチング方法を編み出したという藤原さんのペティナイフのブレードは、可愛らしい水玉模様が現れていました。

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多松国彦さん

銀座ブレードショーにも出展していた多松さんはこちらのショーにも参加。

どれも素晴らしいナイフばかりでしたが、目を引いたのはこのナイフ。

ナタのようにして使うイメージで制作したオリジナルデザインで、特徴は薄めの鋼材を使用して軽量化を図る一方で、刃付けは蛤刃にして強度を持たせてあります。ハンドルはもちろん多松の十八番のインプルーブドハンドルです。

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Etcing工房 みうら

三浦勝彦さん

エッチングによってブレードなどに装飾を施している三浦さん。

この作品は特に力作で、細かい天女の顔や表情を作るのにはすごく神経を使うんだとか。

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月岡正晴さん

徳島から参加された月岡さんのテーブル。

その名も「〆ボウイ」と名付けられたこのボウイナイフのハンドルは鯨の骨を使用しています。

クラシックなデザインに見事にマッチしています。

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荒川知芳さん

銀座ブレードショーで話したときはオールニッポンナイフショーには出ないと言っていた荒川さんは、ナイフ仲間の説得により急遽参加することになったんだとか。

1周間でこのフィールド&ストリームを仕上げて神戸に乗り込んできました。

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敢えて起伏を極端につけたハンドル。

様々なアプローチでレベルアップを図るその意欲こそが荒川さんの上達の秘訣なのかもしれません。

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尾崎始さん

高知から参加の尾崎さん。

昨年のJKGショーデビューからの再会でした。

都合により新作は発表できなかったとのことですが、独特のハンドルデザインは健在です。

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佐治武士さん

佐治さんの次の新たなる一手は、この蒔絵とのコラボレーション。

佐治さんの打った刃物に同じ福井の職人に蒔絵を施してもらっているんだとか。

美しい芸術品のような刃物です。

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穴見廉さん

個人的にツボったのはこの斧です。

レーザーカットで阪神タイガースのシンボルを切り出してるんです。

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なんと、虎のマークがスポッと取れる(笑)

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つづく

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