オリジナルマークをブレードの両側に入れる!
とてもユニークなアイデアで、オリジナルマークをエッチングした方がいるのでご紹介します。
マークを逆さに入れるというアイデア
そのお方は、Rock Edge Worksさん。
ここ数年で本格的にナイフ作りをはじめて、今度の銀座ブレードショーでデビューされます。
ご本人のルーツと経歴を生かし、タクティカルナイフをメインに制作しています。
現在、さまざまな技術を貪欲に学んで、すごい勢いで技術を向上させているところです。
熱処理のナイフを毎週かかさずマトリックス・アイダに持って来る、といえばその情熱が伝わるかもしれません。
詳しくは、頻繁に更新される彼のブログをご覧ください。
今回紹介する、彼のユニークなアイデアというのは、オリジナルマークをブレードの両面に入れたこと。
こっちがマークサイド。
いわゆるオリジナルマークを通常通り入れたものです。
そして、こっちがバックサイド。
まるで、マークがブレードを貫通しているかのような面白いナイフになっています。
プレミア度を上げるにいいアイデア!
ブレードの両側にマークを入れるので、有名なのはラブレスのダブルヌードです。
これは、マークサイドが正面のヌード、バックサイドはおしりのヌードになっているのです。
このマークが入ったラブレスナイフは、プレミア度の高いアイテムとしてコレクターに特に人気があります。
今回、Rock Edge Worksさんがやったように、ダブルでマークを入れることで、
他のナイフと差別化をはかるのも、面白いアイデアかもしれません。
自分用のナイフはダブルマークにするとか、うまくできたナイフにはダブルマークにするとかルールを決めると面白いかも。いつか自分が有名になった時に、プレミアがついたりして…。
そういえば相田義人も、まれにダブルでマークを入れる場合があります。
ただし、相田の場合はお客様の要望によるものですが。
どうやって裏側に入れるの?
マトリックス・アイダのステンシルは、こんなふうにして、片側をテープで止めて使用するタイプのものです。
シールタイプではないので、ただ単純にステンシルを裏っ返して使えば反対向きのマークにすることができます。
そもそもマークってどうやって入れるの?という人は
「そもそもマークってどうやって入れるの?」とか、「マークの作り方はどうするのさ?」
なんてことは下の記事にあるので、参考にしてみて下さいね。
【Knife Hacks】 自慢のナイフにマーキング(名入れ)する方法
オリジナルマークを作る【実例編】
もちろん、直接マトリックス・アイダに電話してくれてもOKですよ!
Special Thanks
今回Rock Edge Worksさんに写真使用と記事掲載を許可してもらいました。ありがとうございました。
Rock Edge Worksさんは2013年7月7日(日)に行われる、銀座ブレードショーに参加されます。
ご来場の際は、ぜひRock Edge Worksさんのテーブルにお立ち寄り下さい!