格闘技をやっているお客様が使用しているトレーニング用ナイフのためのカイデックスシースを作らせていただきました。

ナイフはTOPS KNIVESのBack Biteというモデルをトレーニング用にしたもので、TAK KNIVES.comが販売していたもの。

トレーニング用のナイフということで刃はついておらず、ブレードの厚みは本物と比べるとものすごく厚い板のようになっています。普通のナイフと同じように作ってしまうと、その厚みが邪魔をして抜差しがしにくいシースになってしまいまいます。

TAK KNIFE.com製のBack Biteトレーナーと今回製作したカイデックスシース

TOPS純正のものは下図のように包み込むようなシースです。そのため、ナイフを抜くのにはまっすぐ引き抜く必要があり、スピードが求められる格闘技的には使いにくい。

純正のシース。Tops KnivesのYoutubeより引用。

今回は依頼主からの意向もありブレードバック側を思いきり切断して抜差しがしやすいように工夫をしました。 背中をきれいにカットするのは、一度ワークよりも少し大きいサイズで2枚合わせのシースを作り、ほどよい位置まで調子を見つつベルトサンダーで削っていきました。

ブレードバックを大胆に開放して抜きやすくした形状

テックロックを取り付ける穴位置は、斜めと横で取り付けることができるように配置しました。出口付近でねじを締めると少しきつくなりますが、ゴムクッションで調整可能です。

コンパクトかつ、抜きやすいシースが完成しました。ご依頼主の方にも喜んでいただけて一安心です。

てなわけで、こんな風にカイデックスを自作できれば、様々な道具を今よりも便利に使ったり身に付けたりすることができます。とても簡単に加工できる優秀な素材ですから、ぜひあなたもカイデックスDIYにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


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