第34回JKGナイフショーレビュー その5
これまでのレビューはこちらから御覧ください。
第34回JKGナイフショーレビュー その1 | ナイフ小僧.com
第34回JKGナイフショーレビュー その2 | ナイフ小僧.com
第34回JKGナイフショーレビュー その3 | ナイフ小僧.com
第34回JKGナイフショーレビュー その4 | ナイフ小僧.com
松村智郎さん
今回がJKGナイフショーデビューとなった松村さん。
もともとが刃物メーカーで働いていらっしゃるので、制作するもののルーツは包丁にあるそうです。
銘がファイルサイド側に入っているのもユニークです。
中里友之さん
中里さんもデビュー組です。
たくさんのナイフメーカー仲間がいらっしゃるので、すごい速度でグングンと腕を上げているナイフメーカーです。
まさに、楽しんで作っているというのが伝わってくる人柄とナイフです。
僕がすごく気になったのがこの渓流釣り用のナイフ。すごく小型のナイフですが、川で釣れた魚をさばくには十分なサイズなんだとか。
流線型の美しいナイフでした。
川上圭三さん
川上さんは売れ行きも好調で、これ以上ないデビュー戦だったようです。
僕が会場を回った2日目の午後には半分は売れてしまっていました。
それもそのはず。削りのうまさはピカイチで、デザインセンスも抜群。これは凄まじい新人が現れたもんです!
後藤渓さん
今回がデビューだった後藤さん。
すでに貫禄たっぷりの作品ばかりが並んでいました。
これはナイフのおしりに干支を彫ったもの。十二支を作るまで頑張るそうです。
尾崎始さん
尾崎さんは、まだ30代でナイフメーカーからすると超若手ですが、その実力は恐るべきものです。
オリジナルのデザインを追求する一方で、彫刻も自ら行っています。
しかも驚くなかれ、彫刻は顕微鏡など使わず、裸眼でやっているんだとか!
奈良定守さん
人気・実力ともに充実している奈良定さんのテーブルは、僕が回る頃にはほとんどのナイフが売り切れ状態でした。
次に東京で奈良定さんのナイフが見れるのは、ご自身が主催する2月の銀座ブレードショーです。
今から楽しみです!
五十嵐盛人さん
今回も様々な種類のナイフがところ狭しと並んでいた五十嵐さん。
今回はフォールディングのノコギリも制作していました。チャレンジ精神がすごい!
安永朋弘さん
安永さんのテーブルですごく気になったのがこの3”フィールドというナイフ。
スタッグの形状を完璧に生かし切った一作。
深瀬信夫さん
これぞ東京マタギ!と叫びたくなるような超かっこいいナイフがありました。
大型だけど、仕上げは細部まで手を抜くことなく作られていました。
なにより、素材を活かしたデザインが美しい。
横山哲夫さん
JKG会長に再選が決まった横山哲夫さん。
今はラブレスの伝説的デザイン、ニューヨークスペシャルをこだわって作り続けています。
今回のショーに合わせて様々なハンドル材を使って同モデルを作っていました。
ということで、今回でナイフショーのレビューは終了です。
まあ、こんなパソコンで紹介したところで本物の魅力の10分の1も伝えることができません。
もし、ちょっとでもカスタムナイフに興味を持ったならば、ぜひナイフショーやナイフショップに足を運んで、実物のカスタムナイフを手にとって見て下さいね!
最後になりましたが、ブログにナイフを掲載することを快諾してくださった皆様、ありがとうございました。
2 thoughts on “第34回JKGナイフショーレビュー その5”
紹介して頂き、誠にありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。
こちらこそいつもありがとうございます。
これからのご活躍、期待しております!