玉網(ランディングネット)のカイデックスホルスターとナイフ
釣り好きが高じてナイフを作りはじめたお客様が自作したものをお店に見せに来てくれました!
今回見せてもらったのは、処女作のナイフと、玉網(ランディングネット)を装備するためのホルスターです。
玉網(ランディングネット)のカイデックスホルスター
このお客様は渓流でヤマメを釣る方で、釣りの際は玉網を常に携帯しているそうですが、持ち運びがなかなか面倒くさいとのことで、カイデックスでホルスターを作って身につけてしまおうと考えました。それがこの完成品。
表側はチョコレート色の2mmのカイデックスでカバーを作り、裏側はカイデックスではない同様の素材を利用したそうです。下側は貫通している構造になっています。
玉網のハンドルは筒状ですからロックをかける部分がありません。そこで考えたのがこのスポンジ素材。これを貼ることで脱落・ブレの防止、そしてハンドルが傷つくことを防いでいます。このアイデアは他のものをカイデックスケースなどを作る際に応用できそう。
この玉網カイデックスホルスターは、腰につけると位置が高すぎて山に入ると枝などに引っかかる時があるそうで、いくつかの改善点がまだあるそうですが、アイデアと着眼点はとても面白くカイデックスの利用範囲が広がったような気がします。釣り好きの人は自分なりの玉網ホルスターを製作してみてはいかがでしょうか?
自作ナイフ
こちらは同じ方が製作した処女作のナイフ。釣りのオフシーズンにナイフを製作し、今年の解禁日から使いはじめたそうです。
「見た目はともかくよく切れて、こんなに切れるのかと驚いた」と本人が言う通り、すばらしい刃がついていました。
なくさないように鈴をつけてるのところがこのナイフを大切にしている証ですね!
シースはカイデックス。実用面ではカイデックスは抜群の能力を発揮します。
自分で釣った魚を自分の作ったナイフでさばく。かっこいいですね!
来季もまた、新しいナイフをたずさえて釣りに行くのでしょう。大漁をお祈りしています。