2023年2月12日、銀座ブレードショー開催決定!新メンバーも多数参加!
毎年、2月と7月に開催されている銀座ブレードショー、来年の2月は出展者が発表され開催が決定したようです!
ゆるやかな変化
以前の銀座ブレードショーはやるたびに来場客が増え、出展するにも順番待ちのような状態でしたが、パンデミックで状況は一変。ショーの開催自体が危ぶまれ、市場は大きくシュリンクしてしまいました。それでも何とか開催を続け、カスタムナイフショーの灯をともし続けてくれた運営の方々には頭が下がる思いです。
感染症対策を万全にするため、前回から「時事通信ホール」での開催となりました。おかげでスペースは以前よりも断然広くなりましたが、感染予防の観点から出展者数は増やさず、むしろできる限り人数を抑える形で開催されていました。
COVID-19は依然として広がりを見せているものの、それに慣れてきた私たちの生活は元に戻りつつあります。それに対応する形で次回のショーから出展テーブルが会場の広さに合わせて増やされることになりました。新たな才能を発掘する場としての展示テーブルも前回から復活し、今回からはテーブル数が大幅に増加。銀座ブレードショーはゆるやかな社会の変化に適応しながら、以前の賑わいを取り戻しつつあります。
本記事では新たに参加する出展者の方を簡単にご紹介。みなさんSNSもすでに活用されているので、フォローすれば、ショー開催までのナイフメーカーたちのリアルなつぶやきを楽しめるかもしれません。
新しいメンバー
大島章嘉さん ※展示テーブル
Twitterアカウント Tulugaq( @Tulugaq2 )さん。
ナイフを作り始めると同時に自作ベルトグラインダーを作り始めたという強者。
通常はラブレス・スタイルのアウトドアナイフをメインに製作されていますが、イヌイットの文化に造詣が深く、文献を参考にイヌイットのつかう万能包丁であるウル・ナイフを製作されたりもしています。今回は展示テーブルで参加予定です。
大場ジョエル祐介さん ※展示テーブル
ナイフ製作歴は短いとおっしゃるものの、最初の一本からグラインドがうまいなんかズルい人(笑)。鋼材研究も熱心で、あらゆる鋼材を採用していく中で自らの理想を追い求め、すごいモチベーションでナイフを製作していらっしゃいます。今後どんなスタイルをメインで作っていくのか、とても楽しみなメーカーさんです。今回は展示テーブルでの参加予定。Twitterアカウントはじょえる@ナイフ作り (@joelnightcat)。
市川志郎さん
I川商店(@i_kawa_show_ten)の屋号で活躍する新進気鋭のナイフメーカー。
Matrix-AIDA ナイフコンテストでの「審査員特別賞受賞」獲得を皮切りに、JKGナイフコンテストでは2年連続デザイン・アイデア賞を獲得するなど華々しい経歴の持ち主です。
Matrix-AIDAナイフコンテストではじめて市川さんのナイフを拝見した時は本当に腰ぬかしました。デビュー作ながら圧倒的なグラインドテクニックを披露、その削りと平面研磨の精度に「ものすごい人が現れた」と鳥肌が立ったのを覚えています。
一見、見た目重視の近未来的なタクティカルテイストのナイフと思われがちですが、実はご自身のハンティングの経験に裏打ちされた、実用性を最も重視するハードコアなナイフ。ますます活躍されることを確信している、注目の一人です。
長谷川新一さん
山形県のナイフメーカー。毎日1000〜1500個のキャベツを事として切っているときに市販の包丁の有用性に疑問を持ち、刃物の自作を決意。その性能に感動してナイフ作りにハマったというやまはせ(@hase_shin4417)さん。包丁や渓流釣りのナイフなどを好んで製作されています。
西田刃物さん
熊本県南関町で本割り込みの和式刃物を製作する、本職の鍛造職人。
有名なので、ご存じの方も多いと思います。とうとう銀座ブレードショーで実物を手に取れる機会がきました。ぜひ会場でご覧ください!Twitterアカウント:@daiknives
銀座ブレードショー開催要項
日時:
2023年2月12日(日)10時30分~16時
場所:
時事通信ホール(時事通信ビル2F)東京都中央区銀座5-15-8
出展者:
相田 義人
荒川 知芳
五十嵐 盛人
池田 真二
市川 志郎
伊藤 亮
王 涵
大泉 好孝
郭 琦
梶村 康太
加藤 四龍
河合 哲彦
北林 竹二
九鬼 隆一
黒澤 次夫
斉藤 博
澤口 勉
篠﨑 暁生
杉山 義雄
鈴木 美朗
武市 広樹
多松 国彦
丹後 雄一郎
靏田 雅彦
永田 征雄
中根 祥文
奈良定 守
成恒 正人
長谷川 新一
林田 英樹
藤田 守
堀 英也
松田 菊男
武藤 美彦
矢吹 隆一郎
山崎 英雄
山本 宣弘
横山 哲夫
エングレーバー 小池・西澤・石川
西田刃物
鈴木刃物製作所 鈴木 寛
マトリックス・アイダ
F工房 渡辺藤夫
展示テーブル
大島 章嘉
大場ジョエル祐介
(※敬称略)
Webサイト:
銀座ブレードショー2023年2月12日、ぜひ銀座ブレードショーにお越しください!