常連のお客さんがこんなナイフを持ってきてくれました。
研ぎ減って、ちびたMatrix-AIDAのハンドスケルペル。
このナイフが生まれ持ったデザインのイメージを壊すことなく研いであって、美しいフォルムを維持しているのがとても印象的です。
シースも革紐も使い古されてはいますが、その役目を今でもきちんと果たしています。
時間をかけることでしか出せない、独特の存在感を持っている。
そんなナイフでした。
”自分の道具をメンテナンスして大切に使い続けること”
昔の人は当たり前にしていたことが、実はとてもカッコイイことだとこのナイフが教えてくれたような気がしました。
ありがとうございました。
4 thoughts on “ちびたMatrix-AIDAナイフ”
SECRET: 0
PASS:
5,000円で、落札された物ですか?
出品者の評価が悪かったので、入札しませんでしたが・・・・・・。
後悔してます。
SECRET: 0
PASS:
>鬼若丸1001さん
そうです。落札者の方が持ってきて見せてくれました。落札者さんは筋金入りのナイフファンなので、これからもこのナイフを使い続けてくれるそうです。
いいものを見せてもらえて良かったです。
SECRET: 0
PASS:
使い込んで仕上がってる刃物は新品よりかっこいいと思いますね。ぼくは研ぎ屋だけど使い込んだ和包丁の形がきれいな板前はかっこいーと思いますねー。
SECRET: 0
PASS:
>BROさん
コメントありがとうございます。
たしかに板前さんの例は分かりやすいですね。
ぼくも使い込まれたモノのの持つかっこ良さが最近分かってきました。
イチローがグローブを大切にするエピソードのように、商売道具を大切にするする心って大事だと思います。