JCKMとはJAPAN CUSTOM KNIFE MAKERSの略です。
今度の4月26日、27日に開催されるのは、JCKMナイフショーです。
プロナイフメーカーが一堂に会す、いわばカスタムナイフの甲子園でしょうか。
今でこそ、参加メーカーが多く、賑やかなショーですが、
創世期はナイフメーカー自体が少なかったようです。
しかし、日本のカスタムナイフ創世期には、勢いがありました。
JCKMのディレクトリーというものが残っています。
たぶん非売品で、会場で配られてたみたいです。
中身はナイフメーカーのナイフ写真とプロフィールが書かれてあります。
日本ナイフの創世期を支えた重鎮がたくさんいらっしゃいます。
しかし、なにはなくともみんな若い!
若けー。誰だこりゃ(笑)
そして、鍛造の重鎮、加藤清志氏に至っては、
名前チゲー!
漬物職人みたいになってます。
そんなこんなもありますが、
60ページ前後の本で、中身はナイフメーカーの紹介からナイフとは何ぞやまで、
今あるナイフメイキング本のマスターピースともいえる充実した内容です。
ナイフという市場が日本に存在しなかったその頃、
こうした冊子を自らで作り、
その市場を自ら作り上げていったカスタムナイフメーカーの方々には脱帽です。