フィールドテスト
先日、師匠に呼ばれ工房に行ってみると、大きなシカ肉が
「これから、ナイフでこれをさばいてテストするぞ」 と、うれしいお言葉。
そんなわけで、ハンティングナイフでシカをさばきました。
今回使ったナイフは、カスタムナイフメーカーの奈良定氏作製の5”のドロップハンターです。
このナイフ、ミラーの美しさや、シースの出来栄えもさることながら、
なにより、切れる切れる。
骨も、筋も、ストレスなく裁けて、気持ちいい使い心地です。
師匠も「こりゃよく切れるなー。切れすぎるから、お前の切れないナイフもってこい」と・・・
うんちくを語りつつ、手際よく裁いていく師匠。
「ナイフは、こんな風に使われるんだよ。だからそれを想定して作らなければいけない」
「美しいだけでは不完全」
「ナイフもさばく所によっていろんな持ち方をする。それを考えたハンドルの形が好ましい」
ゆえに、かなりタフに使う師匠。
ハンティングナイフは、こうやって実用の中で堅牢かつ、使いやすくなっていったんだと再確認しました。
なるほど、勉強になります。
最終的には、素晴らしいナイフでおいしい肉をさばき、シカ肉を焼いて食べ、
素晴らしい一日になりました。
そんな素晴らしいナイフを作る奈良定さんのHPは↓
http://www.clio.ne.jp/home/nora/
ナイフショーにも出展されています。