JKGナイフショー レポート2009 【ナイフコンテスト結果】
先週末はJKGナイフショーでした。
来ていただいた方々は、ありがとうございました。
そして、残念ながら来られなかった方のために、ナイフショーのレポートです。
昨年あたりから特にナイフ業界への風当たりが強く、入場者数も心配されましたが、そんな心配はどこ吹く風。
今回のナイフショーにもたくさんの方々が来場されました。
レポートの最初は今回のJKGナイフコンテスト受賞作の紹介です。
まずは何と言っても大賞、アートナイフ賞、鈴木眞メモリアル賞の3賞を総ナメの宮野一郎さんの作品です。
まさにアート!といった感じですね!
ベストシース賞。
「5"ドロップハンター」
ラブレスナイフを完璧に仕上げた吉川英治さんの作品です。シースの仕上がりもさすがです。。
ベストフォールディングナイフ賞。
「牡丹」
鳴島則章さんの作品。なんといってもハンドルの装飾がエレガントです。触ってみたかった・・・
藤本メモリアル賞。
「ホーン No.3」
ナロータングの素晴らしい逸品です。井原行生さんの作品。
美しいミラー仕上げと、スペーサーも効果的に使っていますね。シースもすごい!
奨励賞。
「5"ストレートハンター」
実力者、渡辺隆之さんの作品です。
シンプルなデザインであるがゆえに、その完成度の高さが試されるナイフで奨励賞を獲得。
写真が斜めからになってしまっているので、形がイマイチ表現できませんが、
手に取ってみたくなる魅力あるナイフでした。
同じく奨励賞。
「還暦スペシャル」
このネーミングはすごい!糸井重里かよ。とツッコミをいれたくなるセンスですね。
ハンドルの加工がめちゃくちゃうまいですね。磯克己さんの作品です。
と、今回会場に飾られていた作品群でした。
これまでは応募作品すべて会場に飾られるのが定例でしたが、
今回は応募総数が多く、すべてを並べるのが不可能だったとのこと。
それだけ、コンテストが盛り上がった証拠ですね!
審査員曰く、賞をとった作品ととれなかった作品の差は極めて小さく、選考に苦労したとのこと。
日本にはまだまだすごいナイフ職人たちがいるってことですね!
これからが楽しみです。
来年のコンテストの大賞はあなたです!
つづく。
ありがとうございました。