SLK行って来ました
12月10日、11日浜松駅前の「駅馬車」で行われたSLK/5という展示会に行って来ました。
シルバーアクセサリー、レザークラフト、カスタムナイフの作家が昼間のBarで行う異色の展示会です。
そーっと会場の駅馬車に入るとマンモスがお出迎え。
僕が着いたときには、すでに数人の先客がいて熱心にナイフメーカーの山本宣弘さんの話を聞いていました。
規模が小さな展示会とはいえ作家の皆さんは新作を持ち寄り、見応えのある作品ばかりが並んでいました。
Barが会場ということもあり、そこの常連さんなどが来店することもあります。
フラッと来た常連さんもその本格的な作品に目を奪われていました。
さて、それでは僕が心奪われた作品を紹介します。
山本宣弘さん
山本さんは沢山の作品を並べていましたが、一際目を引いたのがこのブーツナイフです。
ハンドルはシープホーンです。高級感のある、美しいナイフでした。
これはビクトリノックスの多徳ナイフのハンドルをリメイクしたものです。
こういう遊び心のある、楽しい作品はいいですね!
鈴木伸明さん
鈴木伸明さんはなんとこの展示会開催中に「パソコンを購入→ブログ開設」という偉業を成し遂げました。
パソコンに詳しいBarの店員ポールさんに手取り足取り教えてもらいつつ、見事、ブログを開設しました。
ブログ開設と同時にコメントが入ったりして、すごく嬉しそうでした。
皆さん、ぜひ鈴木さんのブログを見に行ってみてください。これから面白くなりそうですよ!
鈴木さんのブログはこちら!→ noveless ナイフ工房
鈴木さんの前職は銀細工の原型師とのこと。その時の作品も販売していました。
ちいさな作品の中に世界観がある!
山村信彰さん
ベルトやガンケースなどに美しいカービングを描く山村さん。
今回特に目を引いたのがこのキャップ。
駅馬車(STAGE COACH)仕様のめちゃめちゃかっこいい作品でした!
というわけで、和気あいあいとした雰囲気に反して異様にレベルの高い作品ばかりが並んでいました。
ナイフマガジンでは今年、山本宣弘さん、鈴木伸明さん、梶村康太さんと3号連続でSLKに参加しているナイフメーカーの特集が組まれていました。定期的に異業種の人々が情報交換し、切磋琢磨していくことのできるSLKのような場があることが静岡県在住のナイフメーカーのスキルアップにつながった結果なのかもしれません。
こういった意味で、SLKとは、展示会の新しい形なのかもしれません。
次回のSLKは2012年4月開催を予定しているそうです。
興味のある方は是非、浜松駅前のウエスタンパブ駅馬車へGO!