”シース作り”という趣味

カイデックスの売れ行きが上向いています。
このブログではナイフ作りについてのひきこもごもを紹介していますが、最近カイデックスの問い合わせが多くなって来ました。そんな中、ふとナイフの趣味の中にシースを作って遊ぶ「シース作り」というカテゴリーがあるんだなと気づきました。

マスプロのナイフを買ってみてナイフ本体は気に入っているんだけど、シースがいまいち気に食わないというのは案外多い。「だったらシースは自分で作ってみよう!」と思い立つ人が増えています。
レザークラフトは敷居が高けど、カイデックスならシースづくりの入口として最適かもしれません。
大掛かりな設備や工具は必要ないし、失敗しても結構やり直しがきくのがカイデックスのいいところです。



BUCKのシースを作ったお客様

今回はカイデックスでのシースづくりを趣味でやりはじめて、最初にしてすごいもの作った方がいらっしゃったのでご紹介します。そのお客様が作品の写真を送ってくれました。

BUCK110のシース

こちらがその処女作。
フォールディングナイフ、BUCK110のシースです。
「インサイド・パンツ・ホルスター」という拳銃のホルスターを参考にしたもので、ズボンの内側に突っ込みクリップで保持する構造です。構造は1枚を折りたたんだもので、採寸なしで目測で作ったとのこと。
この「目測で作った」ってところがポイントですね。カイデックスって案外テキトーにやり始めても形になると、いいホールド感になっちゃったりしてしまうんです。だからおっかなびっくりやらないで、思い切って作ってみると案外うまくいきます!

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BUCK119スペシャルのシース

そして2作目がこのBUCK119スペシャルのシースです。
前回とは違うフィクスドナイフのシース。
最大の特徴はなんと左右利きにつかえること!すごい!
ヒルト部分のカバーを付け替えることで、ナイフを裏返しに挿せるとか。凝ってますね!
前回のものと比べてパーツが一気に増えて、複雑な構造になっています。

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またシースの裏側にもギミックが。
高さを2段階に変更可能にして、本体裏側にCRKT製「MOLLEロック」を搭載して、MOLLウェビングに搭載できるんだとか。(←この辺は詳しい人しかわかりにくいかも)ベルトループは別パーツを使用してPPストラップとバックルの組み合わせもできるようになっています。
さらに、裏面下部に細長いカイデックスで作ったループにストラップを通して使用することもできるそうです!
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ご自分の満足のいかない細かい部分はあるそうですが、最初でここまでの多機能なシースを作るとはすごすぎる!


シース作りを楽しめるカイデックス

作者の豊富な知識とアイデアがあればこそですが、加工性が高く自由度の高いカイデックスならば、あなたのイメージしているシースを具現化することができます。
ナイフにかぎらずエアガンのホルスターや、ライトのケースなどにも利用でき、汎用性が高いのもカイデックスの魅力。
素材の価格が1枚1260円からと安価なのもいいですね。

あなたもカイデックスでシース作りをはじめてみませんか?
カイデックスについてのお問い合わせ、ご購入はマトリックス・アイダまでどうぞ!


ちなみにマトリックス・アイダではどなたにもカイデックス無料マニュアルも配布しています。

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