ナイフの写真撮影にはアレを活用すべし!:Knife-Hack
ナイフの写真を撮るなら、誰もが綺麗に撮りたいものです。
マトリックス・アイダのナイフ販売ページの写真は僕が撮影していますが、僕も写真はずぶの素人なので、皆さんと同様に日々試行錯誤を繰り返しながら写真を撮っています。今日は、そんなナイフ撮影する際に僕が使っているネタをひとつ紹介します。
ナイフ撮影時の問題点
ナイフの写真を撮るときにありがちなのが下の写真のような問題点です。
撮影時にブレードに景色や自分が映り込むのを避けようとすると、角度をつけて撮影せねばならないため、本来のデザインと掛け離れた形で写ってしまいます。それを大げさにやったのが下の写真。
こんな風な写真だとどうしてもナイフのデザインが伝わりにくいものです。
実物よりも思いのほか太って見えたり、逆に細く弱々しく見えたりしてしまいます。
でもナイフは複雑な形状をしているので、固定しようと撮影台に置いても座りが悪かったり、一定方向に転がってしまったりして角度が上手に調整できません。
練り消しゴムを使おう!
そこで、僕が思いついたのが「練り消しゴム」でした。
いわゆる文房具屋で売っているあれです。
あれを使うことで、ナイフを自由な位置で固定することができます。
練り消しゴムを使った写真がこちら。
比較的真上から撮れていて、デザインのイメージを狂わすことなく撮ることが出来ました。
じゃあ、どうやって練り消しゴムを使っているのかというのが下の写真。
ハンドル側についてるのが、ハンドルが転がってしまうのを防ぎつつ、角度を調整するためのもの。そしてブレード側のが、ブレードをちょっと浮かせています。これによって、角度を自由に調整できる他、立体感ある写真を撮ることができるのです!フォトショップを使わなくてもちょっと浮いたような感じに撮ることができますよ。
縦置きの写真も練り消しゴムで撮れる
もう一つうちのホームページで掲載している縦置きの立体感ある写真。
実は、これも練り消しゴムを活用して撮っています。
このアングルは、ラブレスのカタログの表紙にあるのと同じアングルで、ナイフを立体的に見せることができつつ、テーパータングの具合も確認することができるので、僕はとても気に入っています。
これのネタバレがこの写真。
こんなふうにタング部分の片側に練り消しゴムをセットして倒れないようにして写真を撮っています。
これはちょっと慣れとコツが必要ですがすぐにできるようになります。
大型のナイフなどの場合はヒルトの部分にも練り消しゴムをセットするときもあります。
紙粘土は使うべからず
練り消しゴムが使えるなら、紙粘土でも代用可では?と思って使ったことがあります。
しかし紙粘土は湿気を含んでいるので、シースに使うときにシースを濡らしてしまったりして具合が悪かったです。ちなみにコスト的にも練り消しゴムの方が断然リーズナブルでした。
僕と同じ失敗をしないように注意してくださいね。
てなわけで、「練り消しゴム」ひとつでナイフの写真がいつもよりカッコよくとれるよー!というネタでした。
あなたの力作もカッコよく写真を撮ってみてくださいね!
2 thoughts on “ナイフの写真撮影にはアレを活用すべし!:Knife-Hack”
私も作品の撮影の苦労の最中です プリザーブドフラワーブーケ コサージュの撮影の際 自然光でなければなりませんので、その後 ソフトで修正する際 薄い透けるリボン 光るオーナメント バラ等の花が均等にうまく出ません 花を主にしますと リボンが見えなくなり オーナメントを主にしますと 嫌なテリが出 リボンを主にしますと 全体が汚くなります バにランス悩んでおります 何か良い方法がありますでしょうか
コメントありがとうございます!
私も最初はナイフの撮影などは自然光のほうが良いと思っていましたが、スタジオで光源を一定にしたほうが綺麗に取れるようになりました。
自然光にこだわらず、簡易スタジオでライトを使ったほうが色々とやりやすいのではないかなと思います。
是非トライしてみてください。