ナイフの完成はまだ先になるのですが、相田義人の新デザインの公開を許されたので、ご紹介します。
この新デザイン、実はナイフショーでのお客様との雑談の中から生まれたもので、なんとデキハゼをさばくためことに特化したナイフなのです。ちなみにデキハゼとは、その年生まれたばかりのハゼのことです。

そのブレードのシルエットがこちら。
2インチくらいのラブレスのプロ・ハンターのような形状ですが、すべてに意味があるのです。

 

各部位の機能は3つ。
ブレードバックは鱗とり、ブレードの根元で頭を落とす際に使い、先端部分で腹を裂くことを想定しています。
鱗とりは片刃のコンベックスグラインドになっていて、その他はホローグラインドです。


相田義人曰く、「このナイフは話をしたお客様と、その話を聞いてオーダーをしてくれた釣り人社会長の鈴木康友さん用の2本のプロトタイプしか作らない」とのこと。そんな話を聞くと何ともほしくなりますが、どうやら手に入れるにはマネして作るしかないみたいです。僕も年に数回だけどハゼ釣りに行くので、真似して作ってみようと思います。

このプロトタイプはちょいと事情があり、まだブレードを削るところまでしか進んでいませんが、最後どんな姿になるのか今から楽しみです。

 

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