2016年4月2日~3日、今年もJCKM/JKG鍛造部会合同ナイフショーが開催されました。
今回も多数の魅力的なナイフが展示・即売されていました。ということで、さっそくどんな素晴らしいナイフがあったかご紹介していきますね!

 

横山哲夫さん

機械加工技術者の横山さんの作るナイフはいずれも緻密な計算とグラインド技術によって作られています。
今回、特に目を引いたのはこの気合入りまくりのブーツナイフ。秘蔵のスタッグは存在感抜群です。

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アイボリー(象牙)のニューヨーク・スペシャルもゴージャスな出来栄えでした。あつらえの木箱に収められて、まさにコレクションナイフといった趣きです。

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浜田智成さん

このロールアップヒルトはもはやアート。白蝶貝のハンドルは見た目も美しいですが、触ってみるととても気持ちがいいのです。こんな美しいナイフを一生に一度は手にしてみたいもんです。

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渡辺隆之さん

ラブレスのスモールゲームというモデルを再現したこのナイフは、鹿角の雰囲気を完璧に生かしきっています。
芸術品のようでありながらも、使ってみたいと思わせる道具感。絶妙です。
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こちらもラブレスの有名なモデルです。ラブレスが廉価版として売り出そうとしたハーフタングのモデルですが、結果的に少量しか作らなかったため、今となっては希少性から超高額になってしまったというもの。なんと本物を持っているコレクターの方に本物を借りて採寸しながら作ったそうです。
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亀井清昭さん

鍛造部会員の亀井さんは竹をモチーフにしたものが多い印象です。
こちらは竹の形をした切り出し。ちなみに、下の竹が鞘になっていて、竹を割ると竹(切り出し)が出てくるという面白ナイフです。
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その竹を切ったり加工するためのナイフも自作しています。
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独特の波紋が出るように工夫していました。
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吉川英治さん

ラブレスのドロップハンターをメインに展示していました。
左側の列はスタッグ。右側はイッカクの角を使用したナイフたちです。
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どれも素晴らしいナイフばかりでしたが、特に目を引いたのがこのシュートナイフ。
造形やスタッグの美しさもさることながら、驚いたのは銀ロー付けの技術の高さ!
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ヒルトとブレードの境目はほとんどわからない状態で、まるで一つの鋼材のように見えます。銀ロー付をしてから手仕上げできれいに磨き上げていくのだそうですが、これほど丁寧な銀ロー付けは初めて見ました。
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野村和生さん

佐治武士打刃物製作所の社長・野村さんのびっくりナイフをご紹介しましょう。
横から見ると普通のナイフなんですが…
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薄っ!包丁とカスタムナイフをミックスした面白いナイフですね!
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多松国彦さん

気品のある気高いナイフといった印象の多松さんの作品は、細身で繊細なシルエットが特徴的です。

このインテグラルドロップはその真骨頂。
少し細身のドロップハンターのデザインになるのが多松さん風。
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ヒドゥンボルト(隠しボルト)のハンドルを極限まで攻めて削り込んでいます。この薄いハンドルの中にも絶妙な起伏を表現しています。

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そして、多松さんが生涯作り続けたいと語っていたインテグラルハンター。
こちらも気品あふれる素晴らしいナイフです。

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チェッカリングの細かさにもこだわりを持って製作しています。
この細かいチェッカリングは機能性もさることながら、ナイフの全体のシルエットとの調和が抜群です。
こういった細やかな心配りが多松ナイフの人気の秘密かもしれません。

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レビューは次回も続きます。

 

 


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