先週、アメリカのソルバング・カスタムナイフショーが開催されていました。
今年は行くことができなかったのですが、出展していた重野守さんから土産話を聞くことが出来ました。

相変わらずソルバングは超ハイエンドなナイフばかりが並んでいて、1万ドルはくだらないナイフが多数展示・販売されていたそうです。スティーブ・ジョンソンやオズボーン、ホエル、テルゾラなどの往年の有名ナイフメーカーや、イタリアのエスポジートなどが招待されていて、その技術を競い合っていたそうです。ナイフメーカー同士もかなり刺激を受けるらしく、写真を見せてもらった感じだと4年前よりもさらにゴージャスなショーになっている印象でした。

重野さんも、このショーにふさわしいナイフを5本程度作らなければならいのだから、ものすごいプレッシャーがあったそうです。こういった緊張感の中で仕事をすることでナイフメーカーとしての技術も知識もかなりレベルアップするんでしょうね。

ちなみに、このNordic KnivesのWebサイトで少しだけどんなナイフが展示されていたか見れるので、どうぞチェックしてみてくださいね。

Nordic Knives New – The Leader in Custom Knives – Solvang California

 

 

訃報

さてタイトルの件ですが、今回の土産話の中で一番驚いたのは伝説的なナイフメーカー、ジェス・ホーンが今年の2月頃なくなっていたというニュースです。そういう時期が来たといえばそれまでですが、また一人、カスタムナイフ界の至宝が逝ってしまいました。ジェス・ホーンのスムーズなアクションはみんなの憧れでした。本当に残念です。

jess_horn_2

ちょうどマトリックス・アイダにジェス・ホーンが2本残っていますので、よかったらご覧ください。

ジェス・ホーン | Matrix-AIDA.com

 

 

 

 

 

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