キャンプに包丁やペティナイフを持って行く機会は結構あると思いますが、現場で使っているとついついどこかに置き忘れてしまったり、うっかりテーブルの端においてしまって駆け回っている子どもたちがぶつかりそうになってヒヤリみたいなことってありますよね。

そんな危険を回避するには専用のシースを作っておくのが一番です。両手を使いたいときはサッとナイフをしまってスマートに作業をすすめることができますし、「あれ?ナイフどこ置いたっけ?」みたいなこともなくなります。ということで、今回はペティナイフ用シースを作ってみました。

今回モデルとなったナイフはMatrix-AIDAのお客様が製作したものです。このシースの製作にあたっては、以前、奈良定守さんの作っていたペティナイフシースをお手本にして、ループのアイデアはオリジナルで製作しました。

ペティナイフなどのようにヒルトみたいな出っ張りのない刃物のシースは、飛び出し防止のためにベルトループが必要になります。一方で、このループはナイフを抜き差しするときについつい切ってしまったり、いちいちホックを外すのが面倒くさいもの。そこで今回僕が考えたのは、ループの両側をホックにする方法です。

こっちが裏側。

 

料理をしていて頻繁にナイフを抜き差しするときなどは、ループを完全に外すか、下の写真のように片側を外してちょいとループを引っ掛けておくことができます。いちいちボタンを留めたり外したりしなくて良くて便利な構造になっています。

キャンプ用にハンティングナイフのようなものではなく、包丁やペティナイフなどを持っていく際には、あなたもこんなシースを作っていってみてはいかがでしょうか。シースだけでも自作すれば愛着も湧いて、さらにキャンプが楽しくなりますよー。

 

 

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