ソルバング・ナイフショーのカタログ見せてもらった
今年は、ソルバング・カスタムナイフショーの開催年でした。
ソルバング・カスタムナイフショーというのは、アメリカのカルフォルニアにあるナイフディーラー、Nordic Knivesが主催するナイフショーです。Nordic Knives が厳選した世界中の有名ナイフメーカーや、新進気鋭の実力派しか参加することが出来ません。
日本からは原幸治さんと重野守さんが参加しました。
その重野さんが楽しい土産話とともにソルバング・ナイフショーのカタログを持ってきてくれました。
このカタログがまた豪華なのです。美しい写真とともにナイフメーカーのプロフィール、ナイフのスペック、価格が書かれていてそれだけでひとつの作品集になっています。
そのカタログがこちら。表紙はスティーブ・ホエルの作品です。金象嵌や宝石などあらゆる装飾が施されていてもはや芸術品ですね。
中に掲載された写真もまたすごいものばかり。これはイタリアのナイフメーカー・エスポジートの作品。
これはスウェーデンのカイ・エンブレッセン。自ら鍛造したダマスカス鋼を使用しています。
原幸治さんの作品も負けず劣らず、大胆な蜘蛛の蒔絵が描かれていました。
重野さんの作品は、会場でプロのカメラマンに撮ってもらったという写真があったので、その写真を拝借しました。
日本ではまずお目にかかれない、オリジナルデザインで特別仕様のものばかりです。どれもカッコいい!
ソルバング・カスタムナイフショーでは、どちらかと言うと派手目な装飾をしたナイフが多く見られます。「こんなすごい装飾したナイフは使えないじゃないか」という議論もありますが、このショーでは多くのナイフメーカーがそのナイフをたくさん売って帰るという現実があります。使うだけではなく、愛でる、集める、そういったカスタムナイフの魅力を追求するのもまたナイフメーカーが生きていくひとつの道筋なのかもしれません。
2年に1回、選ばれた者のみのナイフショー。
ゆえに、どのナイフメーカーも自信と誇りを持って作った一点ものの作品ばかりを持ち寄ります。
こんなすごいナイフショーはなかなかお目にかかれません。
またいつか遊びに行きたいもんです。
重野守さんの作品は、Matrix-AIDAでも購入できます。
重野守 | Matrix-AIDA.com
重野さんの公式HPはこちら。ギャラリーに美しい写真がたくさん掲載されています。
重野ナイフ