ブレードショーで見たラブレスナイフ
R.W.Loveless
僕がまず挨拶に行ったのがラブレスナイフの大物ディーラー、ジョン・デントン氏のテーブルです。
ひとしきり挨拶をかわし、そこにある素晴らしいコレクションの数々をじっくりと見させてもらいました。もちろんどれも売り物です。
貴重なシュートナイフのプロトタイプ。それを証明するS.R.Johnson氏のコメントが添付されています。
希少なナロータングのビッグベア。今回の目玉商品です。
こんな貴重なものも「持ってみてよ、フィーリングが凄いやわらかいでしょ?」などと気軽に触らせてもらえるんです。しかもナイフに関する解説を交えて色々と教えてくれます。
これまた珍しいナイフ・フォークセットです。グリーンブックに載っているもので、インテグラル構造だと書かれていましたが、このようになってたんですね!初めて見ることができて感動しました。
これは、ラブレスのコレクターディクソン氏のために作られた一品物。6インチのフィッシングナイフです。ハンドルの形状が絶妙で握り心地が最高でした。
ローンデール時代の作品群。ラブレス初期のものであまりにも高価ですが、状態は良くファン垂涎の品々です。仕上げは後期のものと比べると粗くはありますが、デザインやそのものが持つオーラは尋常ではありません。
これも貴重品。 New Scandic Knife のプロトタイプです。デントンさん曰く、「実際に作られたモデルよりも少し小さめに作られているのが特徴」だということでした。ちなみにJ.M のイニシャルはJim Merritt。これはもともとジムさんが持っていたものだそうです。
S.R.Johnson
テーブルに座っていた奥さんに声をかけていたら、数年ぶりの再会にもかかわらず覚えてくれていて感動しました。ジョンソンさんも相変わらず現役で、すごいファイターを作っていました。もちろんテーブルにあったのは初日だけ。すぐに売り切れたようで、残りの2日間は会場をプラプラと歩いていました。
Jim Merritt
ジムさんは本人がテーブルを出すのではなく、ジムの知り合いが代わりにブースを出してLoveless Knives名義でナイフを販売していました。ラブレスが生きていた時と完全に違うものとして存続しています。
これがジムが現在作っているナイフ。マークの意匠はほぼ同じですが、ジムのものには「Knives」と刻印されています。ちなみにジムのナイフはMatrix-AIDAでも販売していますよ。
と、このようにブレードーショーにはいまだラブレスナイフを取り巻く人たちがたくさん出展していて、ラブレスファンにはたまらないショーでもあるのです。
1 thoughts on “ブレードショーで見たラブレスナイフ”
こんにちは。
こんな出品もあるんですね。
写真と書きたいことが頭の中にてんこ盛りで、さぞかし整理が大変でしょう。