2015年4月4日、5日に東京・銀座にて JCKM / JKG鍛造部会合同ナイフショーが開催されました。
今年からJCKMとJKG鍛造部会が合同で開催することになり、当面はこのスタイルが続いていくようです。

お客様の入りは上々でした。
特に初日は多くのお客様でごった返していました。
ただ2日目は比較的人が少なく、余裕を持って会場を見てまわることができるような状況でした。

さて、今回も僕が気になったナイフをご紹介していきます。
ぜひ、これを見て興味を持ったならば、次のナイフショーにお出かけ下さいね!

作品紹介

渡辺隆之さん

目を見張るような素晴らしいスタッグのついたナイフが多く展示されていました。
特に素晴らしかったのは、この4.5”ドロップハンターとウィルダネス。
4.5″は存在感があり、迫力のあるサイズなので、実用・コレクションどちらもOKといった、すごく良いデザインでした。
渡辺隆之

このウィルダネスの迫力は素晴らしかった。これほどのスタッグはなかなかつきませんが、渡辺さんにうかがうと、まだ若干スタッグの在庫があると言っていました。
渡辺隆之

ちなみに、今年ナイフメーカー30週年を迎えた渡辺さんがマークを手書きのようなデザインに変えたのですが、この字はなんとラブレスにマークをデザインしてもらった手書きのメモをそのままマークにしたものなのだそうですよ。

 

武市広樹さん

Rock Edge Works名義でナイフを制作している武市さんは、タクティカルナイフをメインに制作していますが、実は狩猟の経験もあり、それを活かして制作したハンティングナイフも得意です。

特に目を引いたのがこのナイフ。
ド派手なハンドル材はキリナイトといって、アメリカ製の新素材です。思わず足を止めてみてしまうような、とてもキャッチーなナイフでした。
武市広樹

十八番のタクティカルナイフも展示されていました。
カーボンファイバーハンドルの豪華仕様です。
武市広樹

 

宮前敏行さん

最近売れまくっている宮前さんは、今回がJCKMのナイフショーに初参加です。
すごく上手なので、何年も前から東京のショーに出てるような印象でしたが、本人に聞くとJKGナイフショーに出たのも去年がはじめてだったんだとか。

これはシャークというモデルです。
宮前さんのナイフも、他の有名メーカー同様、ひと目で宮前さんのナイフだとわかる個性がありますね。
宮前敏行
積層材のブレードをダブルグラインドで削ることで、波紋がより印象的に現れています。
宮前敏行

 

横山哲夫さん

最近ブログをはじめたので、見覚えのあったこのハンドスケルペル。
ナイフショーにいく前にネットなどで写真を見ておくと、実物を見た時にすごく感動しますね!
ナイフメーカーはショーにいく前にどんどんナイフの写真を公開していくのはいい作戦かもしれません。

横山さんは精巧な作りのナイフが真骨頂ですから、このハンドスケルペルも素晴らしい出来栄えでした。
横山哲夫

象牙のハンドルのものも、丹念に、そして美しく磨かれていました。
横山さんは、お話していると製作方法の秘密やノウハウをポロッと教えてくれっちゃったりするところも素敵です。
横山哲夫

ナイフ作りしている人にとって、大変ためになる横山さんのブログはこちらです。
メキシコのクマ

 

亀井清昭さん

鍛造部会員の亀井さんは、日本刀のように土置きして波紋をだしたというナイフを多く展示していました。
日本刀も好きだけどカスタムナイフも好きという人にはたまらないかもしれませんね!
亀井清昭

ちなみにこんなに小さなミニチュアナイフもありました。
スタッグは本物を削って細かい模様を入れて、色を塗って本物のように仕上げた力作です。
亀井清昭

 

吉川英治さん

思わずうまいハンドルの仕上げに目が行ってしまうのですが、この写真の上側のナイフ、ちょっと変なんです。
吉川英治

わかりますか?
吉川英治

そう、なんと表裏でハンドル材の色が違うんです!
吉川さんの遊びなんですが、思わず「やっぱり表裏合わせたほうがいいですよ」と超つまらない発言をしてしまいましたw
吉川英治

 
 
まだ写真とってあるから、もうちょっと続きますね!お楽しみに!
 
 
 

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