リュウマチの方のための靴べらをカイデックスで自作


カイデックスとは、温めると自由に形を変えることが出来る塩ビ板のような素材です。
Matrix-AIDAではこれまで主にナイフやモデルガンのケースを制作する方に向けてカイデックスを販売していました。カイデックスならばヒートガンなどで温めるだけで簡単にナイフやモデルガンの形状を写しとり、そのケースを作ることができるからです。

リュウマチの妻のための専用靴べら

そんな中、「カイデックスで靴べらを作りたい」というお客様から連絡がありました。
よく話を聞いみると、奥様にリュウマチの症状があり、一人で靴をうまく履けず困っているとのこと。
一人で楽に靴を履かせてあげたいので、カイデックスで靴べらを使ってみたいとのことでした。
慣れないながらもガスコンロなどを使って、奥様専用の靴べらを完成させたそうです。
送っていただいた処女作の写真がこちら。
ナイフ小僧のブログ
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靴べら自体が自立し、靴の中に足を滑らせるようにして入れることが出来るように設計されています。
まだ改善は必要なものの、とりあえず奥様は一人で靴を履けるようになったそうです。
下記はこの靴べらを制作されたお客様からのメールの引用です。
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早速、製作してみました。
成形できるか心配しましたが、コンロの火であぶると
簡単に作ることができました。
最初、内側のヘラをブーツのような感じで広く
作ると、くるぶしにあたり痛いため削って行くうちに
普通の靴べらのようにだんだん細くなりました。
試行錯誤の結果、一人で簡単に靴を履けるようになりましたが、
履いた後、靴べらを抜くのに力が必要ないため(一般人は問題ない
のですが、手の方も握力が殆どない)、もう一工夫必要かなと思っ

ています。
リュウマチで手足の不自由な方が靴を履くときに苦労している人に
このような靴べらをカイデックスを使うと簡単に作れることを
初めて知りました。
今後ともよろしくお願いいたします。
------引用ここまで------
僕はカイデックスがこのようなバリアフリーの場面で活躍するとは想像だにしていませんでした。
自由に形を整形できるということは、その人一人一人にあったオンリーワンの形状に整形できるということと同義です。アイデア次第では介護用品などの分野でもカイデックスは有用かもしれません。

カイデックスという素材に新たな可能性を感じた出来事でした。
同じような悩みでお困りの方に、この記事が何かのヒントになることを祈っています。
カイデックスの販売はこちらで行なっています。どなたもお気軽にご相談ください。
http://www.matrix-aida.com/kydexcolor.html


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