伊原賢治ナイフキットを本人と一緒に作ろう!@ジョイフルホンダ新田店
フォールディングキットを1日で作ろう!
去るGWの5月2日、「ジョイフルホンダ JOYFUL-2 新田店」にてイベントを開催させていただきました。
そのイベントとは
「フォールディングナイフキット製作講習会」というものです。
みんなで一緒に作るだけじゃなくてナイフメーカー本人が手取り足取り教えてくれるというイベントです。
しかし、参加費はナイフキットの代金だけです。当日は8名もの方が参加してくれました。
結論から言うと、すべての方が時間通りナイフを無事完成させて、イベントは大成功でした!
今回はそんなイベントの様子を紹介します。
1. キットを分解してみる
まずは、フォールディングナイフの構造を確認しつつキットを分解してみます。
この時に分解したパーツを紙などに写しとっておくと、次回自分でコピーしたりアレンジして作ることが出来ます。
2. ブレードを磨く
続いてはブレードなどを磨いていきます。
今回のイベントでは#1000のヘアラインに仕上げていきます。
伊原さんが横で教えてくれるので、安心して磨いていけます。
フォールディングナイフは構造上、磨いてはいけない部分もあるのでその辺のアドバイスがとても参考になります。
この辺から参加者の目が真剣になってきました。
お昼の休憩まで約2時間、ブレードの磨きに没頭しました。
3. 組み立て
先程分解したキットを動きを確認しつつ、組み上げていきます。
ここで一番難しいのがフォールディングの最難関「ピンのカシメ」です。
こればっかりは口や文章では説明しきれない部分があるので、プロの技をその場で見るというのはなかなか出来ることでありません。これはイベントならではの経験です。
4. ピンの頭を削る
なんと!ジョイフルホンダ新田店ではバーキングを触らせてくれます!
ここではバーキング・ナイフメーキング・マシンを使ってカシメたピンの頭を削り取っていきます。
参加者の皆さんは不慣れながらも楽しそうにバーキングを使って削り取っていました。
ここまで来てしまえばナイフはほぼ完成です。
5. 刃つけ
アーカンサスの三面砥石を使って刃付けを行っています。
全員が納得のいく刃をつけることが出来ました。
これでナイフは完成。
参加者全員が無事時間通りにフォールディングナイフキットを完成させることが出来ました。
みなさんとても満足気な表情で、違うナイフにも挑戦してみたいと口々に言っていました。
こんな感じに仕上がったようです
これは今回参加された五十嵐盛人さんの作品です。
家に帰ってから名入れをして、ハンドルも綺麗に仕上げてたようです。
とても素敵ですね。
五十嵐さんの偉いところはちゃんとキットをトレースしておいて、型取りをしておいたところですね。
これで次回は自分でフォールディングナイフを作ることが出来ます。
※ちなみに五十嵐さんは銀座ナイフショーにも出ている方です。
ホームページ**釣れない!ヤマメヒィッター**
URL**http://www.geocities.jp/yamame50hiter**
と、いうわけで
今回のイベントは大成功のうちに終了しました。
ジョイフルホンダさんにはとてもお世話になりました。
今後、こういったイベントやカスタムナイフの啓蒙活動を進めていければいいなと思います。
こういうイベントをうちの近くでやってくれ!
などのアイデアや要望が有りましたら、前向きに検討させていただきますので、マトリックスアイダまで是非ご相談ください。お近くにジョイフルホンダがある方は、そこの売り場担当に相談してみてくださいね。
もちろん、ジョイフルホンダ(一部の店舗)ではナイフメイキングの商品が揃っていますので、遊びに行ってみてください。では!
ジョイフルホンダ 新田店のナイフメイキング売り場の様子。
ありがとうございました。