カイデックスで袋シースを作った
以前から鮎釣りをはじめる仲間のためにナイフを作ってます。
今回は水場で使うこともあり、シースを革じゃなくカイデックスで作ることにしました。
しかし、困ったことに今回作ったナイフにはヒルトがないのです。
「ヒルトがないとロックする場所がない!」
ということで、袋シース型にしてその問題を解決することにしました。
まずは型紙を作ります!
何はなくとも型がなくては始まりません。
方眼紙でシースの方を作り、それに合わせてカイデックスも切っていきます。
カイデックスをカッター切断するのはそれほど苦労はないのですが、曲線が難しい。
そんな時は、Pカッターなるものがあると曲線を切り出すのに重宝します。
まるっと温めます
ヒートガンを使って全体をまるっと温めます。
1分くらい熱していると、お餅みたいにフニャンフニャンになるので、その時を逃さずササッとバイスで挟み込みます。このバイスが2つくらいあると便利ですね!
数分経つとカイデックスが冷めて硬さを取り戻します。
そしたら、バイスで挟んでいた余分な部分をカッターで切り落とします。
ナスカンを取り付ける
続いては、ナスカンを取り付ける部分です。
これは、以前のエントリにあったように濡れタオルを使って部分的に暖めて加工します。
ちょっと適当に巻いてますが…
濡れタオルで加工する部分以外を覆い、熱を持たないようにします。
そして、ナスカンを取り付ける部分を温め、そのままナスカンを取り付けてしまいます!
カイデックスの袋シースが完成!
あとは、カッターで切り落とした部分やバリをベルトや耐水ペーパーで整えて完成です。
正面はこんな感じ。(余分を切り落とした時の写真です)
ナスカンはこのように付いています。
接着などはしておらず、カイデックスのテンションだけでナスカンをロックしています。
こうすることでナスカンとは別の部品をつけたり、手軽にナスカンを交換することが出来ます。
この方法であれば、バイスグリップだけあれば簡単にシースを作ることが出来ます。
ロックの原理は以下のとおり。
こんなので、本当にロックできるのか?と心配になるかもしれませんが、
思いのほかこのロックは強く、逆さにして振ってもナイフが落ちるようなことはありません。
手軽に作れる袋シース、是非あなたもチャレンジしてみてください。
2 thoughts on “カイデックスで袋シースを作った”
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