オリジナルマークを作る【実例編】
マトリックス・アイダでオリジナルマークのステンシルを安く作れるようになって、しばらく経ちました。
おかげ様で徐々にオリジナルマークを自作ナイフに入れて楽しむお客さんが増えてきています。
この度、とあるお客さんからオリジナルマークの作成依頼を受けました。
基本的なデザインを決めてもらい、僕らが一緒にデザインをまとめていき、とてもカッコいいマークが完成しました。
今回のエントリでは、原案からデザインをまとめ、ナイフにマーキングするまでをその実例をプロセスを公開しつつ紹介します。
1.原案を練る
何はなくとも自分のマークをどのような感じにするかイメージを考えなければいけません。
文字であればフォントはどれがいいのか?
名前の他に地名など入れるのか?
絵は?大きさは?
参考にするナイフメーカーのマークはあるか?
などを考慮してマークを考えていきます。
今回オーダーをしてくれたお客さんの原案はこのような感じでFAXで送ってもらいました。
今回のマーク作成の進め方は、電話とFAXでやり取りし、こんなイメージでやっていこうと方向性を徐々に決めていきました。
2.PCでデザイン
上の絵のようなイメージとフォントの指定をしてもらったので、これをパソコンでデザインしなおします。
今回はマトリックスアイダのなかの人である僕が担当しました。
こちらで叩き台を作り、それをFAXで送り、お客さんのチェックを繰り返していきます。
最終的には上図のように"T"の高さなど細かい部分を詰めていきました。
何回かやり取りした後、完成したのが下記のマークです。
※画像の解像度が低いので上の絵はカクカクしてますが、実際にはスムーズな形状です。
3.サイズを決める
デザインが完成したら、ステンシルのサイズを決めます。
大きいナイフを作ることが多いのか、はたまたフォールディングが多いのか。
自分の作品の傾向を考えつつ、サイズを決定します。
今回のお客さんは4インチくらいのナイフをよく作る方だったのとデザインが横長だったので、横幅21mmに決定しました。
4.ステンシル完成!そして名入れへ・・・
デザイン、サイズが決定し、いよいよステンシルを製作します。
制作期間は4日程度。1週間を待たず完成してしまいます。
完成したステンシルがこちら。
そして、最後は緊張のエッチングです。
自分の作ったオリジナルナイフに自分でつくった証が刻まれました。
かっこいいですねー!惚れ惚れします。
自分のマークが入ったとき、みんな少年のような笑顔になってしまうんです。
世界にひとつだけのナイフがここに完成しました。
このように、マトリックスアイダでは全力サポートしてあなたのオリジナルマーク作成に協力します。
「俺もマークを作ってみたいなあ」と少しでも思った方はぜひともお気軽にマトリックスアイダまでご連絡下さい!
ありがとうございました。