先日、カスタムナイフメーカーの山本徹さんから新作ナイフを見せてもらいました。
山本さんは、Matrix-AIDAで新発売したデザインハンドルを使うナイフのイメージをずっと考えくださってていて、「イメージができたら使ってみる」と言ってくれていました。
今回、出来上がったナイフを見せてくれたのですが、まさかのアイデアでビックリだったのでご紹介します。

デザイン・ハンドルとは

デザイン・ハンドルとは、Matrix-AIDAで売っているハンドル材のことです。
マイカルタ、G-10をコンピュータ制御のフライス盤を使って加工したハンドル材です。
一見したイメージはタクティカル系ナイフに向いているようですが、フィールドで実際使用するアウトドアーズマンにも最適な、滑りにくくなっている上、新しいイメージのハンドル材です。
↓こんなの
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山本さんの新作

今回山本さんが見せてくれたのは、このジグド・G-10をそのまま使うのではなく、更にそこからリューターで彫ってオリジナリティをもたせたナイフです。
モデルは”Purple Valley Trapper”

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ハンドル部分を拡大した写真がこれ。
もともと細かい模様を更に細かくしたことで、フォールディングナイフのハンドルの小さな面積にしっくりきています。ただの模様ということだけでなく、結果として凹凸があることですべり止めの副次的効果を生んでいます。
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「あるものをそのまま使うのではなく、あるべき形にする」 
そんな職人の心意気を感じる工夫でした。
山本徹さんのHPはこちら http://www18.ocn.ne.jp/~t-yam/index.html
他のデザインハンドルを見てみたい方はこちら http://www.matrix-aida.com/designhandle.html
※ブログ掲載を快諾してくださった山本徹さん、ありがとうございました。

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