2013年4月7日、8日の2日間にかけて開催されたJCKMカスタムナイフショーにおじゃまして来ました。
プロフェッショナルばかり集まった中で、素晴らしい作品がたくさん展示販売されていました。
いつものように僕が気になったナイフなどをご紹介します。
渡辺隆之さん
ヒルトにジラフボーン(キリンの骨)をインレイしたドロップハンター。ハンドルはウォルナット。
スタンダードなデザインを見事にオリジナリティあふれた作品に仕上げてあります。
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安永朋弘さん
東京フォールディングナイフショーに出展するなどシースナイフだけでなくフォールディングも精力的に制作している安永さん。今回も素晴らしい出来栄えのバックロックのフォールディンが展示されていました。
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特にこの那須幸弘さんの彫刻の入ったナイフは高級感があり、素晴らしいものでした。
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道中俊明さん
ミニチュアナイフやボウイナイフなどの寡作を作るイメージが強い道中俊明さんですが、今回は温故知新でR.W.Lovelessのレプリカを制作していました!
本当に素晴らしい出来栄えで、今回のショーで僕が一番心に残る作品でした。
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ナイフと一緒にグリーンブックのページのコピーを展示。
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ブレードの仕上げは#2000番のヘアライン仕上げ。
少しの傷でも見えやすいため、かなり慎重に仕上げをしたんだとか。
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浜田智成さん

このロールアップヒルトがものすごく良かった。
仕上げの美しさは言うに及ばず、このジグドボーンが作品をさらに引立て、大いに購買欲をそそらされました。こういった良いハンドル材の選球眼もプロナイフメーカーのひとつの能力なんですね。
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武藤美彦さん
SHORT HUNTERというモデルを2種類展示していました。
こっちがアイボリーバージョン。
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そしてこっちがアイボリーとココボロのツートンカラーバージョン。
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貴重な作りかけの作品も展示してありました。
こういった珍しいものを手にできるのはショーに足を運んべばこそ。
こういった単純な形状からファイルワークが施されて芸術的な作品になるのです。
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吉川英治さん

今回のショーのポスターになった作品。
写真の写りも素晴らしいものでしたが、実物はさらに迫力がありました。
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吉川さんは実際にハンティングに伴って自分のナイフの使いやすさなどをテストしたそうで、その時の写真を展示していました。
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坂内好夫さん
今回坂内さんのテーブルで一際目を引いたのはこのダマスカスブレードのもの。
見た目は派手ながらシックな出来栄えでした。削りのうまさが素材の良さを更に引き出しています。
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藤田守さん

独特な世界観をもつ藤田守さんの新作は、銀細工の作家さんとコラボレートした作品。
これは女性向きのデスクナイフの「金魚」
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これは瓢箪から駒で出てきた馬が瓢箪に戻りたくなくて駄々をこねたというテーマの「駄駄」
どちらも純和風で、ユニークなテーマをもった作品でした。
日本よりも海外でウケしそう。
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これで半分くらい。
もうちょっとつづきます。

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