SAKURA BLADE SHOW 3rdに行ってきた
2013年11月2日、3日にかけて行われたサクラブレードショーに行ってきました。
最終日の終了ギリギリに到着したのですが、会場はお客さんで賑わっていました。
JKGや銀座ブレードショーなどとは雰囲気が違うため、とても新鮮な気持ちで楽しめました。
今回はその時に撮った写真を交えつつ、サクラブレードショーの詳細をご紹介します。
ROCK EDGE WORKS(武市広樹さん)
銀座ブレードショーの展示テーブルでデビューしたROCK EDGE WORKSさんは、今回がナイフショーの本格的デビューとなりました。
驚いたのが、この「スネークスキン」というROCK EDGE WORKSさんオリジナルの表面処理方法。
サンドブラストされたブレードに特殊な処理をしてこの模様をエッチングしているそうです。
これはすごい技術ですね。
ネックナイフにもこの処理が採用されていていました。
このネックナイフはナイフショーにはじめてきた人でも買い求めやすい価格に設定されていました。
このようにオリジナルデザインのナイフも丁寧に作っており、カスタムナイフメーカーとしての幅の広さを感じました。
太田 敦隆さん
愛知県のナイフメーカーです。
東南アジア(たしかフィリピンだった)の希少な鹿の角を使ったナイフ。
現地の人に頼み込んで手に入れたものだとか。とてもいい色をした美しい素材でした。
松田菊男さん
残念ながらご本人はいらっしゃっていませんでしたが、スタッフの方が丁寧に対応してくれました。
相変わらず迫力ある作品がたくさん展示されていました。
ショーが短期間に何度もあったのに、毎回新作を持ってくる、その心意気がすごいですね。
橋本庄市さん
アーティスティックな作品が並ぶ橋本さんのテーブルではいつも新しい発見があり、楽しいです。
この作品は様々なアイデアが詰まっていて、とてもおもしろかったです。
このシースは何だと思いますか?なんと、カイデックスです!
カイデックスを焼いて(たぶん焼いたと言っていたと思います。ちょっと記憶が曖昧…)、この風合いを出したんだとか。すごいアイデア!
このランダムに現れたヒビ割れ模様は、意図せず浮き出てきたんだそうです。
HELL HOUNDさん
この斧が面白かったです。
なんとフィールドに行くときは財布に入れて持ち運べるカードサイズなんですが、いざフィールドに着いたら木や竹などを紐でしばって柄にして、手斧として使えるようになっているアイデア商品です。
使用例がこちら。使い終わったら、柄にしていた木は捨ててしまえばいいという便利グッズです。
NEMOTO KNIVESさん
もう僕が会場についた頃にはほとんど売り切れ状態で、テーブルにはわずかな商品しか残っていませんでした。さすがに人気がありますね。
衝撃を受けたのがこの新作。
一見、いつもの根本さんのLEDライトがついたモデルですが、なんとナイフのタングに電池を当てるだけでライトの充電ができるんです!すごい!
ということで、なかなかタクティカル色の強い感じのナイフショーでした。
こういった特色あるショーは他ではみることが出来ないので、とても新鮮でした。
また、タクティカル系のナイフは表面処理やカイデックスシースの技術が高く、勉強になることも多くありました。
根本さんにお話をうかがったところ、今後ナイフショーに出てみたいという新手のナイフメーカーからの問い合わせが多いそうです。
これからの展開も楽しみです。