ロケットニュース24で紹介されていた、「カチカチのバターでもスムーズに塗れるバターナイフ」。要はバターナイフに穴が開いてるだけの構造だったから、これなら自分でもできると確信したので、自作してみた。

その名も「Butter Up」

冷たいバターでも、パンを破くことなく滑らかに塗れるバターナイフ「Butter Up」を開発したのは、豪シドニーの会社 DM Initiatives。本物は穴の形や数も試作を繰り返して開発してるみたいです。
ちなみに、その紹介記事がこちら→「カチカチのバターでもスムーズに塗れる」バターナイフがスゴい!! これでパンが破けなくて済むぞ! | ロケットニュース24
 
この記事によれば、

ナイフの背を少し寝かせてバターの上を走らせると、穴から棒状になったバターがシュルシュルと出てくる。後は、穴から出てきて柔らかくなったバターを塗るだけ! Butter Up があれば、いちいちバターを常温に戻さなくても、すぐに使えてスムーズに塗ることができるのである。

とのこと。
2014-09-07_1017

実際に作ってみた

写真を見る限りバターナイフに穴があいてるだけだから簡単に作れるだろと軽い気持ちでやってみました。
まずは、そのへんのバターナイフ(200円位のやつ)を買ってきました。
写真 2014-09-05 17 53 42
 
これにケガキ用のインク、ダイケムを塗ります。
写真 2014-09-05 17 56 39
 
スプリングコンパスを使ってケガキ線を入れ、穴を開けるところにポンチを打っていきます。今回は2mmの穴を1mm間隔であけることにしました。
写真 2014-09-05 18 02 43
 
ボール盤を使って穴を開けていきます。ポンチの位置がずれてて穴が微妙にガタガタになったけどそれはご愛嬌です。
写真 2014-09-05 18 11 18
 
背中側にはチェッカリングヤスリを使って筋目も入れてみました。
写真 2014-09-05 18 25 39
 
できたのがこれ。案外簡単にできて、総作業時間は30分くらい。
ちょっと穴位置はガタガタだけどそれっぽくなりました。
写真 2014-09-05 18 36 13
 

自作Butter Upを使ってみた

早速、カチカチのバターにこのButter Upを滑らせてみると…
 
 
 
 
キター!穴の中からバターがニュルニュル出てきた!楽しい!
写真 2014-09-05 22 30 13
 
これをパンケーキにバターを塗るのに使ってみたら、すごく塗りやすい!
いつもは固いバターを全体に伸ばすのに時間がかかっていましたが、あっという間に全体にバターを広げることが出来ました。これは地味ながら結構便利かも。
 
ちなみに、今回のは穴の系が2mmだったんですが、もう少し大きい2.5mmくらいほうが良かったかもです。
気になるあなたは加工も簡単でけっこう遊べるので、ぜひお試しあれ!
ちなみに本家のButter Upは、今試作段階で、最終的には10~14豪ドル(約970~1360円)くらいで売りだされる予定だそうですよ。
 
 
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です